INTERIOR 部屋を整えて、心地よく住まうために。
建てたい家があるなら、〈三井ホーム〉を相棒に。March 24, 2025 /〔PR〕

一生のうちで大きな買い物となる住宅。開放的な大開口や、一続きの広いLDKといった理想のイメージがあったとしても、耐震性・断熱性なども気になるところ。しかし〈三井ホーム〉が新たに発表した工法によって、理想の間取りと、安心で安全な住空間の両方を具現化できるかもしれません。例えば、上のイメージで描かれている大空間のような。住宅デザインを担当する、善生泰之さんに話を聞きました。
善生泰之三井ホーム 注文住宅事業推進部開発グループ長 チーフデザイナー/一級建築士
支社での営業と設計を経験後本社の商品開発部で全国のモデルハウスや新デザインの開発など多岐にわたるプロジェクトに関わる。
住まいの自由度を広げる「MOCX WALL工法」。
初めての家づくりで直面する、理想と現実の思わぬギャップ。その溝をなるべく埋めるためにも、戸建の木造住宅の主な構造をおさらいしておきたい。木造住宅の工法の主流は、ツーバイフォー工法と木造軸組工法の2つに分類される。〈三井ホーム〉は、アメリカ生まれのツーバイフォー工法が日本に導入された1974年に誕生し、この工法とともに戸建住宅業界を牽引してきた。
ツーバイフォー工法の大きな特徴は、床や壁などの”面”で建物を支える構造。地震や台風などの外力を一点に集中させず、バランスよく分散させて建物の変形や崩壊を防ぐ建築方法だ。耐震性・耐火性・耐風性に優れ、建築品質が保たれやすいというメリットがあるが、〈三井ホーム〉は従来の性能をさらに進化させた「MOCX WALL(モクスウォール)工法」を新たに独自開発。住宅デザインを担当する善生泰之さんが、開発の経緯とその特徴を教えてくれた。
「〈三井ホーム〉では、木造建築に取り組んできた知識と技術を活かして2021年、木造マンション向けに高強度耐震壁を開発しました。その”強くて丈夫な壁”を住宅向けに最適化したのが『MOCX WALL工法』です。50年以上というツーバイフォー工法の歴史の中で、壁そのものの性能が大きく変わることはなかったので、これは画期的でした。壁の構成要素を変え、さらには、強い壁をつなぎ合わせるためのオリジナルの釘も開発。『MOCX WALL工法』では”強くて丈夫な壁”のおかげで圧倒的な耐震性を保ちながら、必要な壁の面積が少なくて済むように。よって、より安心・安全な性能をかなえながら、これまで以上に自由な設計・デザインができるようになったんです」

大開口、大空間、ハイドア。開放的な空間を我が家に。
従来のツーバイフォー工法は高強度な構造を保つため、どうしても壁材が必要になる箇所があった。だが「MOCX WALL」という進化した壁のおかげで、より開放感のある住まいを作ることができるという。
「例えば、テラスやバルコニーに出る窓の足元に必要な『またぎ』と呼ばれる立ち上がりや、開口部の上部に取り付ける『さがり壁』が不要になり、室内と屋外をフラットにつなぐことができる。居室と外の空間が一体化する大開口が実現し、室内にいながらも屋外にいるような気持ちよさを感じられるようになりました。キッチンとリビング、ダイニングなど、それぞれの区画の境目に生じることが多いさがり壁も不要になったため、視覚的なノイズを減らすことができ、シンプルでモダンな大空間も実現可能に」
人にも自然にも、そして社会にも”つながる家”を目指して。
高いデザイン性とともに、快適性も高めてくれるのが「MOCX WALL工法」。〈三井ホーム〉では全館空調システムを推奨しているが、1台の空調機器で家中の温度・湿度をキープしてくれるこの仕組みは「MOCX WALL工法」との相性がいい。
「全館空調システムは各部屋にエアコンを取り付ける必要がないので、窓の取り方やカーテンの付け方が比較的自由です。そこに新工法の自由なデザイン性が相まって、ノイズレスな空間を作ることができます。また開口部が大きかったり、窓の数が多いと、外気の影響を受けやすく室内の環境を快適に保ちづらかったのですが、最近はトリプルガラスやペアガラスなど、窓の性能が格段によくなりました。それに加えて『MOCX WALL工法』の家は高気密・高断熱なので、大きな窓や吹き抜けがある大空間でも空調が効きやすく、エネルギーロスを軽減します」
また、壁量を減らした丈夫な家は、ライフスタイルの変化にも対応しやすいというメリットも。
「家族形態の変化、住む人の好みやライフスタイルの変化によって、部屋を仕切りたくなることもありますよね。大空間の部屋は後から壁や開戸を設ける余白があり、フレキシブルに対応できます。一方でもともと仕切りの多い部屋なら、壁を取って空間を広く取ることも容易です。大事に住めば親から子へ上質な住宅を引き継ぐことができるのはもちろん、さらにメンテナンスやリフォームをすれば、もっと長く住み継いでいくことも。地球温暖化やエネルギー不足といった問題を踏まえると、構造の部分から人にも環境にも配慮したサステナブルな家づくりが、これからますます大事になると感じています」
空間づくりの自由度が上がった分、部屋同士や、ウチとソトのつながりを一層心地よく構築できるようになった〈三井ホーム〉の家。丈夫で高品質な住まいは世代をもつなぎ、そんな建物が増えれば街並みも変わっていく。社会とのつながりまでを意識しながら、住まう人の居心地の良さを追求する。そんな住宅がこれからのスタンダードになるかもしれません。
*記事内の画像はすべてイメージCGです。
text : Mariko Uramoto