大株えぞまいたけ贈答用 400g ¥2,650。マイタケは種菌を何にするかで味はもとより、香りや大きさ、食感や風味が大きく異なってくる。ここでは種菌を厳選。天然物に劣らないマイタケを提供している。「キノコは免疫力を高めるので、なるべく毎日、食べてほしいと思います。このマイタケは煮ても炒めても不思議なほどしっかりと歯応えがあります」。お徳用生きくらげ 500g×2パック ¥3,550。ウーさんがよく一緒に頼むのが、生キクラゲ。国産は今や希少。衛生的な菌床で自社栽培され、コリコリとした食感がクセになる。冷凍保存も可能。「これもなんでこんなにおいしいの?という感じ。さっと茹でて千切りにして香味野菜と和えるだけで立派なおかずになります」
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップから注文。注文が集中した場合、発送に1週間〜10日前後かかることがある。
https://ezomaitake.jp
『猪塚水産』のちりめんじゃこ
宮崎県の最南端、湾で獲れるちりめんじゃこ。夜明けとともに出港し魚群に網を入れて、1時間半ほどひく。漁獲したらすぐに高速船で港に運んで陸揚げし、洗浄、煮沸したら、乾燥機と天日干しの組み合わせにより素早く仕上げる。漁から自社工場での加工まで一貫して行われ、そのスピード感が、おいしさを逃さない秘訣でもある。「鹿児島に住んでいるお友達に教えてもらいました。小さいので歯触りが柔らかくふっくらしている。お酢ともよく馴染みます。お酢はカルシウムの吸収をアップさせるので、私の元気のもとになっています。自然の塩気があるので、調味料は必要ありません」。漁師のとれたて ちりめん 230g ¥1,300。*1月1日より¥1,350。現在予約待ち。
▶︎HOW TO ORDER 電話またはファクスから注文受け付け後、振り込みまたは代引きで対応。TEL&Fax0987−72−1059(代表)、0987−72−3778(加工場8:30〜17:00 土日祝休)
『一休寺』の納豆
京都の酬恩庵一休寺で500年以上、作り続けられている納豆は、一休禅師が伝えたといわれる。仕込みを始めるのは7月末頃。蒸した大豆と、大麦などをひいたはったい粉に麹を入れてよくかき混ぜ、2日間麹室に置いて納豆下地を作る。その後、塩湯入り桶に下地を入れて、一日に何回かかき混ぜる作業を1年間行う。そうやって熟成と天日干しを繰り返し、黒褐色の小さな丸い一休寺納豆が出来上がる。納豆菌を使っていないので中国の豆豉に近く、凝縮したチーズのような風味。栄養価が高く、長期保存ができるので、非常食としても役立ちそう。「香りがすごくいいです。私のお取り寄せ品はそのまま何も手を加えなくてもおいしいものが多いですね。これは京都の友人がすすめてくれました」。一休寺納豆 100g ¥900。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップのほか、電話注文も可能。
www.ikkyuji.org
『浅草葱善』のネギ
1885年に浅草で創業。文明開化によって牛鍋を食べるようになり、その具材としてネギの需要も高まり、農家からネギ業者に転身したのが『浅草葱善』の始まり。栽培が難しいため幻になりかけていた、江戸時代から受け継がれてきた固定種による「江戸千住葱」は、ここのオリジナルブランド。ネギが持つ本来の旨味や辛味が最大限に生かされ、池波正太郎ら多くの文化人にも愛された。生は辛味が強いためソバなどの薬味に最適。逆に熱を加えると甘味が引き立ち、トロトロした食感に。「私が冬の定番として作るのが羊肉とネギとクミンを炒めたもの。おいしいし、体が温まります。他にもネギと卵のスープを作ったり、ちょっと炒めて醤油を垂らしたり。とにかく冬にはネギが主役の料理が欠かせません」。江戸千住葱 1.5㎏ ¥2,480。
▶︎HOW TO ORDER 一般販売の場合、オンラインショップから注文。
https://negizen.co.jp
『ふくどめ小牧場』のアイスバイン
鹿児島・鹿屋にある家族経営の牧場で、日本でここにしかいないサドルバックと幸福豚を飼育。サドルバックは脂身の旨味が特徴。幸福豚はサドルバックと掛け合わせたオリジナル品種で、脂身の旨味に加え赤身の多さや柔らかさも併せ持つ。トウモロコシや海藻末、麦や納豆菌を配合した飼料を与え、自分たちの目が届く範囲の頭数だけを大切に育てている。飼育、加工、販売までを一貫して行うことで新鮮な肉やソーセージ、ハム、ハンバーグなどを届ける。「脂が低温で溶けるので、さっぱりしています。アイスバインは特別感が出るメインディッシュ。1時間以上、ホロホロになるまで茹でるのが私の好みです」。アイスバイン 前足1本(皮付き)、後足1本(皮なし)の2本¥7,000。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップもあるが、アイスバインは受注商品のため電話で問い合わせて確認を☎0994−48−2324(10:00〜16:30)
『石黒種麹店』の生塩麹
1895年に種麹店として創業。今は機械式の麹造りが主流だが、昔ながらの手作業による製法で、丁寧に造られている。原材料も無添加にこだわり、通常の味噌や塩麹に使われる酒精(アルコール)を使用していないため、麹が生きているのが特徴とのこと。なので、常温では膨らむことがあるので、冷蔵庫での保管が必須。麹には米の一粒一粒に麹菌が入っているため、自然の甘味がある。また、酵素の多い麹を使った発酵調味料である塩麹は、食材の持つ旨味やコクを引き出し、肉をジューシーに仕上げてくれる。「私は塩の代わりに使ったりします。一晩漬けた豚肉を蒸し豚にすると、塩気もちょうどよくて最高です。急ぐと良さがわからないので、じっくりと漬けて時間をかけたほうが栄養も浸透していいと思います」。生塩こうじ 250g ¥740。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップのほか、電話、ファクスでの注文も可能。
www.1496tanekouji.com