BOOK 本と言葉。
書評家・江南亜美子が選ぶ、心がふるえる言葉を紡ぐ海外エッセイ。&Books 素敵な人になるための読書案内。December 28, 2021
2021年12月8日発売の特別編集MOOK「&Books/素敵な人になるための読書案内」。これまでの読書にまつわるコンテンツをまとめた1冊から、「心がふるえる言葉を紡ぐ、エッセイの魅力」企画の一部を紹介。書評家の江南亜美子さんに、海外作家のエッセイ本を推薦してもらいました。
重層的な言葉の妙が楽しめる、海外エッセイ。
著者の体験を通して思索や思想、妄想が繰り広げられ、いつの間にかその世界に引き込まれていく。ファンタジーでもあり、ノンフィクションでもあるエッセイには、小説の言葉とは異なる魅力がある。言葉の豊かさや面白さ、切なさを堪能できる、心がふるえるエッセイとその書き手の中から、海外作品をピックアップ。翻訳でも存分に発揮された言葉の豊かさを味わえる、今、読みたい海外のエッセイ6冊とは。
navigator/writer
江南亜美子 Amiko Enami
書評家。1975年生まれ。ファッション誌や文芸誌、新聞などで書評や作家インタビューを行う。日本の現代文学と翻訳文学を愛する。共著に『韓国文学を旅する60章』(明石書店)、『きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド』(立東舎)など。
illustration: Asami Hattori edit : Wakako Miyake text : Amiko Enami