FOOD 食の楽しみ。
サクサクでジューシー、気軽に作れるスピード牛カツ。和の食卓こそ、アメリカンビーフで。vol.3 American Beef Meets Japanese DishesAugust 20, 2022 /〔PR〕
vol.03 ステーキ肉のスピード牛カツ
サクサク、ジューシーな牛カツで アメリカンビーフの風味を堪能。
「和牛と比べて、高タンパク、低脂質でヘルシーなアメリカンビーフ。旨味はしっかりとしているのに、とてもあっさり食べられることに感動しました」
料理研究家の行正り香さんが、その魅力に気づいたのはカリフォルニアに留学していた学生の頃。ホストファミリーの家で夕飯作りを任され、牛のかたまり肉を使って、オーブン料理やバーベキューなどをよく作っていたのだそう。そんな経験のなかで実感した、アメリカンビーフが持つおいしさ。それをシンプルかつ、あますところなく堪能できるメニューとして、ステーキ肉のスピード牛カツのレシピを教えてくれた。
「そのまま焼くだけのステーキもいいのですが、和の食卓にぴったりなのは、牛カツ。お箸で気取らずに食べられますし、日々の献立にも取り入れやすいと思います」
まずはチェリーレッドの赤身が美しい厚切りのステーキ肉を薄めにスライス。食べやすく切り分けた肉は、天然の粗塩をふって下味をつけておき、水で溶いた天ぷら粉にさっとくぐらせて、その上にパン粉をまとわせてバットに並べていく。
「一般的に、カツの衣は小麦粉、卵、パン粉の順につけますが、今回は小麦粉と卵の代わりに天ぷら粉を使いました。これだと失敗なくカラッと揚がるし、手間が一つ省けるだけで、家での揚げ物がぐんと手軽になります」
アメリカンビーフの味わいを引き出すには、揚げ時間も大切だという。
「衣が色づく程度に、高温でさっと1分ほど揚げるくらいがちょうどいい。肉が薄いので、火を入れすぎると硬くなってしまいます」
揚げたての牛カツを頬張ると、衣はサクサクで軽やか。ほんのりピンクのミディアムレアに仕上げたアメリカンビーフは、やわらかくてなんともジューシー。
「塩やわさび醤油など、調味料やつけだれの組み合わせ次第で味わい方が広がります。冷めてもおいしいので、お弁当にもお薦めです」
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〈材料〉4人分
- アメリカンビーフ ステーキ肉…1枚(500g程度)
- 粗塩…小さじ1(5g程度)
- 胡椒…少々
- 天ぷら粉…1/2カップ
- 水…1/2カップ
- パン粉…2カップ
- 揚げ油…適量(少なめでもよい)
- 醤油…適量
- わさび、おろし生姜、豆板醤、塩など…好みで適宜
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〈作り方〉
- アメリカンビーフは厚さ7、8㎜程度の斜めそぎ切りにして、塩、胡椒をふる。
- 天ぷら粉と水をボウルに入れて溶き混ぜる。バットにパン粉を準備する。
- 肉を一枚ずつ、2のボウルにくぐらせ、パン粉をしっかりとまぶす。
- 揚げ油を190℃に熱し(パン粉を落としたら、パッとはじけるのが目安)、3の肉を入れ、表面に油をかけながら1分間揚げる。これ以上時間をかけると、火が通りすぎるので注意。
- 醤油とわさび、おろし生姜など、好みの調味料や薬味を合わせていただく。
行正り香 Rika Yukimasa
料理研究家
広告代理店を経て、フリーに。料理研究家として活動しながら、英語コンテンツ『カラオケ English』も運営。18歳から4年半アメリカ留学をし、アメリカンミートの魅力に触れる。東京・新橋のステーキレストランの監修をしていたことも。
赤身とサシのバランスがよく濃厚だけれど、軽やかな食べ心地。そのおいしさを生み出す秘密は、広大な牧場での放牧や新鮮な穀物飼料だけではない。徹底した品質管理のなかでの加工・流通を経て日本の食卓へと届けられるのだが、実はこの輸送時にも、アメリカンビーフの旨味をさらにアップさせる重要な鍵が。輸送中の厳重な温度管理により熟成が進み、タンパク質が旨味成分のアミノ酸に変わり、ジューシーでやわらかな肉質になるのだという。「Farm To Table(農場から食卓まで)」の理念のもと、品質にこだわるアメリカンビーフ。スーパーなどの店頭で見かけたら、その味を確かめてみて。
●問合せ/米国食肉輸出連合会
photo : Sachie Abiko styling : Yui Otani text : Kazuyo Nojiri