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ジャズシンガー・akikoさんがピアニスト 海野雅威トリオと 奏でる、オーセンティックなジャズの調べ。July 21, 2023

ジャズシンガー akikoさんがピアニスト 海野雅威トリオと 奏でる、オーセンティックなジャズの調べ。

ジャズ・スタンダードへの深い愛を表現した 新作アルバムをリリース。

名門ジャズレーベル「ヴァーヴ」初の日本人女性シンガーとしてデビューし、ジャズシーンにおいて、枠に捕らわれない音楽性を追求し続けてきたシンガーのakikoさん。本サイトの連載「土曜の朝と日曜の夜の音楽」でも、素敵な選曲を届けてくれた。彼女の新たなトライは、長年信頼を寄せるピアニスト、海野雅威トリオと奏でる、オーセンティックなジャズの調べ。

NYの地下鉄での暴行事件により致命的な負傷をしつつも奇跡の復活を遂げた海野雅威さんは、昨年同じく「ヴァーヴ」レーベルよりメジャーデビューを果たし、復帰後の2作目として、全曲オリジナルで構成したアルバム『I Am, Because You Are』を発表。演奏することの喜びを湛えながら、新たな地図を描いている。

来たる8月2日にリリースされるアルバム『akiko with 海野雅威TRIO”ジャズを詠む”』では、ジェローム・カーン作曲の「Look For The Silver Lining」、ミュージカル『Stags at Bay』で使われて以来、多くのアーティストに演奏されている「East Of The Sun」をはじめとするスタンダード・ナンバーをakikoさん自ら選曲。楽曲の歌詞の世界に深く感銘を受けたナンバーへの深い愛を表現している。また、自身のライブでも人気のオリジナル曲も収録されている。

脇を固めるのは、スタン・ゲッツ・グループやアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのレギュラーベーシストとしても活躍したベーシスト、鈴木良雄氏、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターグループを初め、国内外の著名ジャズ・ミュージシャンとの共演機会も多い人気ドラマー、Gene Jackson、そしてゲストに、ソニー・ロリンズのバンドメンバーとしてもお馴染みのアメリカ在住のギタリスト、増尾好秋氏を迎えている。

9月17日には「ビルボードライブ横浜」でリリースライブを開催。生粋のジャズファンはもちろん、ビギナーにも聴きやすい“ストレイト・アヘッド・ジャズ”にこの夏、ぜひ耳を傾けてほしい。

INFORMATION

『akiko with 海野雅威TRIO”ジャズを詠む”』

アーティスト: akiko with 海野雅威TRIO
リリース日:8月2日(水)

【プロフィール】
akiko
過去作品ではプロデューサーとして、アンリ・ルノー、須永辰緒、小⻄康陽(ex:Pizzicato Five)、ブッゲ・ヴェッセルトフト(JAZZLAND)、Okawa Takeshi(Down Beat Ruler)他、また楽曲プロデュース / コラボレーションとして、Swing Out Sister(UK)、松浦俊夫、福富幸宏、ニコラ・コンテ、大貫憲章、高木完、渡辺俊美(Tokyo No.1 Soul Set)、アート・リンゼイ等を迎えている。また、フィーチャリング・ボーカルとして大野雄二、re:jazz(ドイツ)、Matter Halo(インドネシア)、吉澤はじめ等の数々の作品に参加。世界各国のコンピレーション・アルバムにも多数参加している。音楽以外にもファッションやライフスタイル分野でのコラボレーションやプロデュース、選曲、執筆など、活動は多岐に渡り、声を使ったボイス・ワークショップや子供のためのジャズワークショップの他に、アーユルヴェーダワークショップやリトリートツアーなども開催。ジャズのスタンダードをテーマにしたエッセイ集『ジャズを詠む 人生を幸せにする、25のスタンダード・ナンバー』(DU BOOKS)が好評発売中。2021年のデビュー20周年を記念して様々なコラボレーションを展開。以降、デジタルシングルや7inchレコードなど定期的なリリースを続けている。https://www.akiko-jazz.com/

text:Seika Yajima

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