『わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム 1992-2019』が発売。音楽家・小西康陽さんの10年ぶりとなるヴァラエティブック。 / April 19, 2019

小西さんの頭の中を覗くことができるアーカイブ的な1冊。

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1996年に発売の『これは恋ではない』(幻冬舎)、2008年に発売の『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』(朝日新聞出版)に続く本書は、1992年から2019年までの間に雑誌やウェブなど様々な媒体で書かれたコラム、レコード評、インタビュー、対談、映画メモ、映画レヴュー、未発表原稿や、2013年から2018年までに綴られた日記などを収録。音楽家、小西康陽さんが日常で見聞きしたカルチャー、心に留まった音楽の膨大なインプットを味わえる“偏愛”を感じる内容がぎっしり。全416ページという厚みで、読み応えも十分。気になったタイトルから読み進められる、気軽さも嬉しい単行本です。ぜひ、時間のあるときにお茶をお供に楽しんで。

本ウェブサイトの連載「&MUSIC」にて、小西さんにご登場いただいたページも合わせてご覧ください。https://andpremium.jp/selector/yasuharu-konishi/

小西康陽『わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム 1992-2019』(朝日新聞出版)
A5判 416ページ ¥3,564(税込)
4月19日発売

text:Seika Yajima

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