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選・文 / REBEL BOOKS / May 09, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち』堀部篤史 著(京阪神エルマガジン)

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魅力的な個人店の多い京都市左京区で名物書店の店長として働いていた著者が、小さな店と街との関係について書いています。印象的なのが幸田文の小説を引きながら語られる「くろうとの金、しろうとの金」という話で、いわゆるコストパフォーマンス的な損得勘定で使うのを「しろうとの金」とするなら、一般的な損得とは関係なく自らが信じる価値のために使うのを「くろうとの金」として対比しています。好きな店があるなら、私たちはそこに「生きたお金」を使うことができる。お金を使うということが本来持っている創造的な側面に光を当てる本です。


選・文 / REBEL BOOKS / May 02, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『読書の日記』阿久津隆 著(NUMABOOKS)

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東京・初台で本の読める店『fuzkue』を営む著者による、読書の話題を中心とした日記。「終わりそうで終わらない」と言いながら読み進めるウィリアム・フォークナー『八月の光』、店が暇な時間に読む『Number』野球特集、本を読もうと入ったのに何かが合わなくて出てきてしまった喫茶店。本をどこで買い、どこで、どんなことを考えながら読んだか(あるいは読まなかったか)、こんなにも味わい深く綴れるものかと感嘆しつつ、本のある暮らしの豊かさにあらためて気づかされます。きっと本屋に行ったり、買ったり、読みたくなったりするはずで、そのときは読書の理想郷のような著者のお店に足を運んでみるのもいいですね。


選・文 / REBEL BOOKS / April 25, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『ニューQ Issue01 新しい問い号』ニューQ編集部 編(セオ商事)

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「新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン」と題した雑誌の創刊号。「哲学」というと哲学者の思想を勉強するものというイメージがありますが、この雑誌が提唱しているのは「自ら問いを立てて考える」ということ。例えば小説家の平野啓一郎さんと編集部スタッフとの哲学対話は「愛にとって、過去とはなんだろう?」という問いで始まり、「誰かのことを好きになって、その人が前に付き合っていた人のことを聞きたいですか?」と展開していきます。身近なことから始める「自分で『する』哲学」の入門書。刺激的です。


選・文 / REBEL BOOKS / April 18, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる』上田淳子 著 (誠文堂新光社)

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「野菜をもっと食べたいけれど、品目も料理も偏ってしまいがち」とお悩みの方に。「サラダ」「エチュベ(蒸し煮)」「オーブン焼き」という3つの調理法を使い分けることにより、野菜の様々な味わいを引き出す。掲載レシピはシンプルで作りやすいのに、見た目にも美しく食欲を刺激するものばかり。基本をしっかり教えてくれるので、ずっと使える応用力が身につきます。野菜との付き合い方をぐっと豊かにしてくれる、何より、その美味しさと楽しさに改めて気づかせてくれる嬉しい1冊です。


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主に新刊本とZineをセレクトする小さな書店。本を手に取ることで、時空を超えて世界を自由に駆け回ることをモットーとし、店名を「REBEL=反抗」と名付ける。店のカウンターでは、ビールやコーヒーも楽しめる。
群馬県高崎市椿町24-3
http://rebelbooks.jp/