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選・文 / かもめブックス / June 11, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『コットンが好き』高峰秀子 著(文春文庫)

大女優にして名エッセイスト高峰秀子が、ともに生きてきた道具や小物との思い出を綴った一冊です。徳利、盃、箸、茶碗、箸おき、といったアイテムがいちいち小粋で、読むだけでセンスが磨かれているような気分になります。あとがきで高峰さんは、「上質の木綿の如く心地よい」生活のお手本として鴨長明を挙げています。審美眼というと少々息苦しいかもしれませんが、こだわりの道具に囲まれて生きることの楽しみを知ることができます。


選・文 / かもめブックス / June 04, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『箸はすごい』エドワード・ワン 著 仙名 紀 訳(柏書房)

もっとも身近なキッチン用品のひとつが「箸」ではないでしょうか。この「箸」と人類7000年の物語、文化史として大変面白いです。多少の訓練は必要かもしれませんが食べるだけでなく調理にも使えたり、過度に高価ではなくいろんな素材からも作ることができたり、フォークに比べてその有用性は明らか。なんてことない2本の棒が輝いて見えてくる……かは、ともかく、自分の指にぴったりで掴みやすいお箸は使っていて気分がいいですよね。


選・文 / かもめブックス / May 28, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『いのまま』オカヤイヅミ 著(芳文社コミックス)

漫画家オカヤイヅミさんの、意のままに(胃のままに)食べる日々の楽しみが描かれている本作品。「ホットサンド」のお話に出てくる、“調理器具は「生活に必要」という言い訳のきく成人用のおもちゃである”という言葉が印象的です。厳選された道具を丁寧に使うことも大切ですが、新しい調理器具が料理欲を刺激することもまた事実。自分へのご褒美で、飽きのこない程度に、毎日の生活に新しい風を吹かせましょう。


選・文 / かもめブックス / May 21, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『台所見聞記 人と暮らしの万華鏡』須崎文代、宮崎玲子 著(LIXIL出版)

現在では絶滅寸前の伝統的な世界の台所が、ミニチュアや図版で紹介されていて和みます。食べること、生きること、住まうことが、分かち難く結びついている場所=台所というふうに感じられますし、その空間の変遷を追うことが出来るのも面白いです。気候や風土といった住む地域ではなく、ライフスタイルによって台所事情が違うのが現在ですが、自分の生活の変化に合わせながら、台所をアップデートしたりメンテナンスしたりしていきたいですね。


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東西線「神楽坂駅」矢来口から徒歩30秒の本屋。新しい本との出会いを提供できるよう、「レコメンド/感動を伝える」「リマインド/感動を想起させる」を意識した売場作りを大切にしている。
住所:東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1階
電話:03-5228-5490
営業時間:11:00-21:00
定休日:水(コロナ感染拡大防止のため、しばらく平日12:00-19:00の短縮営業となります)
http://kamomebooks.jp/