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選・文 / HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE / April 15, 2021 本屋が届けるベターライフブックス。『人生に大切なことはすべて絵本から教わった』末盛千枝子 著(現代企画室)

This Month Themeスタイルのある女たちの本。

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本を読み、旅をして、人と言葉を交わすこと。思いやりや想像力はそこから生まれるのだと、彼女の生き方が教えてくれる。ついぼんやりと日々を見過ごしてしまう私の背筋をいつだってピンと正してくれる一冊です。


選・文 / HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE / April 08, 2021 本屋が届けるベターライフブックス。『草原のサーカス』彩瀬まる 著(新潮社)

This Month Themeスタイルのある女たちの本。

草原のサーカス

製薬会社に勤める姉の依千佳は、真面目で人当たりが良く、上司の覚えもめでたい。たとえ、自分の意に沿わない仕事を割り振られても、会社とはそういうものだと、飲み込むことができる女性だ。対してアクセサリー作家として活動する妹の仁胡瑠は、自分の興味のあること以外には全く関心を持てず、会社のために、言われたとおりに働く姉のような人間が全く理解できない。ふたりはそれぞれのスタイルを貫くことで、「職業人」として大きな成功を収めたが、同時に破滅へと向かっていく。頑なにスタイルを守ることのすばらしさと危うさを同時に教えてくれるスリリングな物語である。


選・文 / HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE / April 01, 2021 本屋が届けるベターライフブックス。『ちくまさん』西村ツチカ 著(筑摩書房)

This Month Themeスタイルのある女たちの本。

ちくまさん

思うところがあり、不思議な職を転々と旅するちくまさん。でもなぜかしら、霞でパンを焼いたり落ち葉を裁縫したりの一風変わった仕事をする中でも、ちくまさんはずっとちくまさん。ひとりぼっちに見えるけどぽつん…ということではなくかといって一匹狼なわけでもなく、しっとりと豊かに歩いていく姿は最初から終わりまでずっと眩しい。そして帯文もこれまたスタイルのあるお方、高野文子さん。うん、2人すごく気が合いそうな気がする。


選・文 / HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE / March 25, 2021 本屋が届けるベターライフブックス。『茨木のり子の家』茨木のり子 著 小畑 雄嗣 写真(平凡社)

This Month Themeスタイルのある女たちの本。

茨木のり子の家

『自分の感受性くらい』『わたしが一番きれいだったとき』などの作品で有名な詩人、茨木のり子。彼女が建てた家、日々の生活、夫への愛情を綴った非公開の文章を収めたひとつの箱、自筆の死亡通知原稿……。そんなものを淡々と写し取って並べる飾り気のない構成のこの写真集は、詩集を読む以上にもっと、彼女をひとりの人間として感じさせてくれる。凛として美しく、けれども明るくユーモラスで愛情深い人間性が、詩という表現のみならず、住まいや暮らし方の至るところにまでまったく同じ形で立ち現れていることにただ感動する。


HMV & BOOKS HIBIYA COTTAGE

東京・日比谷にある、都会の真ん中の“ちいさな別荘”をイメージした本屋。「すべての女性を応援する」をコンセプトに本やCD、DVD、演劇関連商品を取り揃えている。
住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ 3F 
営業時間:11:00〜20:00

twitter.com/hibiyacottage

Latest Issueさっと作れる、あの人の手料理。2021.07.19 — 880円