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選・文/CAVA Books / January 10, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『あんこの本 何度でも食べたい。姜 尚美 著(文春文庫)

あんこへの愛にあふれた一冊。京都と大阪を中心に、あんこを堪能できる和菓子(のお店)を紹介している。当店が拠点とする「出町柳エリア」からも2店が紹介されている。長蛇の列でおなじみの「出町ふたば」の豆餅と「みつばち」の冷やし白玉ぜんざいだ。著者はもともとあんこが苦手だったが、ある京都のお菓子を食べて「あんこに開眼してしまった」のだそうだ。本書で紹介されるお店やそこで働くひとたちの「あんこ愛」を知れば、必ずあんこを食べたくなるはずだ。


選・文/CAVA Books / January 03, 2019 本屋が届けるベターライフブックス。『日本懐かしお菓子大全』松林千宏(辰巳出版)

本のタイトルそのままの内容であまり説明することもないが、読めばあたたかい気持ちになる一冊。今では販売中止になってしまっているが、子どもの頃に親しんでいたお菓子に出合える。その人の生まれた年代によって違うだろうが、私が個人的にもう一度食べてみたいと思ったお菓子は「5/8チップス」、「ドンパッチ」、「ぬ~ぼ~」「ハンコください‼︎」「クイッククエンチーC」などなど。読めば必ず「懐かしいなぁ」と口にしてしまうはずだ。多くの人にとってお菓子=駄菓子だったことがわかるはず。


選・文/CAVA Books / December 27, 2018 本屋が届けるベターライフブックス。『純喫茶とあまいもの 一度は訪れたい30の名店』難波里奈 著(誠文堂新光社)

パンケーキとホットケーキは同じ食べ物なのだろうが、日本人にはホットケーキのほうが馴染み深い。本書は純喫茶に詳しい著者が、日本の名店で提供される「甘いメニュー」を紹介し、その歴史や秘密を掘り下げる。パフェ、プリン・ア・ラ・モード、フルーツサンドなどと合わせてホットケーキが紹介されている。ほとんどが外国由来の「甘いもの」ではあるが、それを純喫茶という日本独自の空間でそれを食する場合、それは立派な日本のお菓子だといえるのではないか。


選・文/CAVA Books / December 20, 2018 本屋が届けるベターライフブックス。『大根の底ぢから!』林望 著(フィルムアート社)

作家・国文学者で名エッセイストのリンボウ先生の食エッセイ。本書はお菓子の本ではないが、ときおり「甘いもの」が登場する。印象的なのは、「湘南電車とアイス」と題されたエッセイ。リンボウ先生が小学生だった昭和30年代、夏休みの旅行時に必ず駅のホームで購入していたという「富士アイス」。いつもカチカチに凍っていたため、木製のスプーンでは歯が立たず、窓辺にそっと置いて、溶けるのを待って食べていたのだとか。旅には「甘いもの」の思い出がつきものなのは今も昔も同じである。


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京都市上京区出町柳に位置する、昔ながらの商店街「出町桝形商店街」。この中にある映画館『出町座』に併設された書店。映画関連本や暮らしの実用本などを取り揃えている。
京都府京都市上京区三芳町133
http://cvbks.jp/