大垣書店京都本店 — Books Ogaki | & Premium (アンド プレミアム)

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Books Ogaki 大垣書店京都本店


選・文 / 大垣書店京都本店 / March 19, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『活動寫眞の女』浅田次郎 著(双葉文庫)

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名作だらけの浅田次郎作品の中でも、隠れた名作! 映画を愛し、映画の為に存在した女と、彼女を一途に思う男を描いた幻想的な恋愛小説。男女の繊細で儚い機微の描写ももちろんながら、在りし日の京都が匂い立つような描写が鮮烈。まるで白黒ムービーが目の前に広がって、映画の中に迷い込んでしまったかのようなリアルさと哀愁が襲ってきます。映像化できそうでできないこの味わい、抒情は小説ならでは、浅田次郎先生ならではの唯一無二です。


選・文 / 大垣書店京都本店 / March 12, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『手のひらの京』綿矢りさ 著(新潮社)

京都に生まれ育った人はみんな京都が好きです。なんでかめっちゃ好きです。私も含め、周りの友人・知り合いのほとんどは「京都から出たくない」と言い、実際にずっと京都で暮らしています。その根源的な答えがこの『手のひらの京』にあるような気がします。「そんな特別でもないよ。当たり前やで」とシラーっと言いつつ京都愛があふれている所がなんとも京都らしいなぁとほほえましく、同時にやっぱりできることならこの先も京都で暮らしたいなぁと思うのです。


選・文 / 大垣書店京都本店 / March 05, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『いつもひとりだった、京都での日々』宋欣穎(ソン・シンイン)著(早川書房)

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もしかしたら題名からちょっと悲しい、寂しいというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心を。想像とはまったくの正反対の日々なのです。大家さん、京大・吉田寮の天才たち、カフェや銭湯様々な場所で出合った人々との交流がほほえましく、愛おしく、時に別れの悲しさとともにキラキラした日々の振り返りはまるで映画を見ているかのよう。もうすぐ桜の季節。だれかに出合いにゆるゆると街に繰り出してみようか。


選・文 / 大垣書店京都本店 / February 27, 2020 本屋が届けるベターライフブックス。
『京都のいちねん 私の暮らしの約束ごと』小林由枝 著(祥伝社黄金文庫)

京都に息づく季節折々の行事や日々の暮らしを1年365日、瑞々しく綴ったエッセイ。
空や雲、風、花、音、匂い、季節の移りかわりがページをめくるたびに、すーっと体の中に入り込んでくるかのよう。京都で暮らすことはこんなにも豊かなものなのかと、再発見した心地にもなります。葵祭、祇園祭以外にもたくさんの行事を暮らすように訪れてみませんか? 綴られている行事はカレンダーとしてもまとまっているのでガイドとしても。


Books Ogaki 大垣書店京都本店

2019年3月開業。「観光」「伝統」「作法」「建物」「祭り」「料理」など、京都への興味や憧れを深みのある選書やイベントで演出し、国内外の方々に「京都の”旬”」を発信している。
住所:京都市下京区烏丸通室町東入函谷鉾町78 SUINA室町1F
電話:075-746-2211
営業時間:10:00~23:00(日祝日 22:00営業)
定休日:不定休
https://www.books-ogaki.co.jp/