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感性を触発する、25の和菓子と言葉。 / November 01, 2018 京都『御菓子丸』初の書籍『そのときみえるもの』発売。森岡書店にて展覧会を開催。

御菓子丸_表紙

祝福、時のうつろい、草花の芽吹き——
記憶に残る一瞬が封じ込められた25の和菓子。

「紅と白が重なって、祝福の蕾が生まれる。
蕾、花、種、芽、そして蕾、とうつろう祝福の輪」

そんな言葉とともにある「祝福」という名のお菓子。
「うつろい」と名付けられた、時を経るごとに色が変化していくお菓子。
それから、ほおずきを灯に見立てた「灯花(とうか)」。
草花の芽吹きを玉にした「薬玉(くすだま)」。

京都を拠点とし、本誌の2018年7月号「ふだんの京都」特集にも登場した『御菓子丸(おかしまる)』。主宰の杉山早陽子さんの和菓子についてのエッセイ、25点を収めた本『そのときみえるもの』が出版されます。

2014年に和菓子ユニット「日菓(にっか)」の活動と並行し『御菓子丸』を開いて、4年。杉山さんは目に見えない感性を和菓子という形へ落とし込み、多くの人を魅了してきました。この本では杉山さんが紡ぐ言葉の美しさや発想の源にも驚かされます。食べたら消えてしまうお菓子というものを本という形で手元に残せるのもうれしい。

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2018年11月6日(火)〜11日(日)は銀座の『森岡書店』にて関連展示を開催。会期中はお菓子の販売も予定しているそう。10月に京都の店を閉めた杉山さんのこれからの活動が気になっていた方も少なくないはず。『御菓子丸』の新しい展開が見られる貴重な機会を、書籍と合わせて、ぜひ。

書籍『そのときみえるもの』
著者:御菓子丸 杉山早陽子
発行:torch press
デザイン:竹廣 倫
写真:山本康平
定価:1,800円
http://www.torchpress.net/2018/10/15/book-okashimaru/

EVENT INFORMATION

『そのときみえるもの』御菓子丸 杉山早陽子

会期:2018年11月6日(火)〜11日(日)
時間:13:00〜20:00
場所:森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15鈴木ビル)
電話:03-3535-5020

text::Yu Miyakoshi