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現代音楽の巨匠コンロン・ナンカロウの自動演奏ピアノ、沖縄に上陸。 浦江由美子November 20, 2017
2017.11.20
現代音楽の巨匠コンロン・ナンカロウの
現代音楽の巨匠コンロン・ナンカロウの
自動演奏ピアノ、沖縄に上陸。
紙ロールに直接、楽譜をオルゴールの原理で穴あけをし、自動演奏機で読み取らせることで、人間には到底、演奏することの出来ない独自のスピードと音階の音楽を作曲したコンロン・ナンカロウ(1912-1997)。彼の作品群が11月5日、沖縄の科学技術大学院大学(OIST)で演奏されました。私はこの紙ロールをコンサートに間に合わせるため、はるばるベルリンから沖縄まで運びました!人工知能美学芸術展の一環で、自動ピアノと紙ロールは期間中、2018年1月8日まで、OIST内に展示されています。
http://aloalo.co.jp/ai/exhibition/

京都の森田ピアノ工房の森田歩さんが運んで来たアンピコ自動演奏ピアノとドイツのヴォルフガング・ハイシッヒ作の紙ロール。
ライター、コーディネーター 浦江由美子

1965年東京都生まれ。1992年よりベルリンを拠点にヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関するインタビューや執筆、取材コーディネートを行っている。ベルリンと大分県竹田市を繋ぐ文化交流プログラム「ベルリン竹田会」主要メンバー。
→ urae.de