〈ピンタレスト〉でかなえる、ベターライフのアイデア。
②大人のスタイルを考える/柳沢小実さんDecember 23, 2022 /〔PR〕
大人だからこそチャレンジしたい着こなしとは?
世界中のビジュアルを通して、自分らしいスタイルと向き合う。
暮らしを豊かにする様々なアイデアが見つかるビジュアル探索プラットフォーム〈ピンタレスト〉。
今回はエッセイストの柳沢小実さんが〈ピンタレスト〉を体験。
大人としてのファッションスタイルを考え、コーディネートを組んでもらった。
6年ほど前、自宅づくりの参考にするために〈ピンタレスト〉を使い始めた柳沢さん。「当時はベッドルームやキッチン、リビングとそれぞれボードを作って、椅子や照明などを探すのに活用していました」。そのときは見つけたピンを参考に、実際にソファの購入にまで至ったという。
今回はファッションをテーマに〈ピンタレスト〉を活用。大人だからこそ楽しみたいスタイルを探ってもらい、それをもとにコーディネートのアイデアを提案してもらった。「まずはテーマも考えずに、素敵なコーディネートが見つかりそうなキーワードを入力して、ビジュアル検索で気になったピンをひたすら保存しました。すると自然と好みの傾向が表れたんです。〈ピンタレスト〉といえば“インテリアに強いツール”というイメージでしたが、自分の好きなファッションスタイルを見つけるのにも便利なんだと、驚きましたね」。柳沢さんがボードに集めたピンから、浮かび上がったスタイルのテーマは3つ。それぞれのテーマのコーディネートとともに、実際に参考にしたアイデアボードを紹介する。
アイデア① カラーはベーシックで、ディテールに遊びのあるものを。
まずはテーマを設けずにひとつのボードにピンを集め、そのうえで似ているスタイルを仕分けていった柳沢さん。集まったピンを眺めていると、シックな装いでありながら襟や袖のディテールが目を引くコーディネートをたくさん保存していることに気づいたそう。「大人になって、キュートすぎるものや色が派手なものはチャレンジしづらくなってきたと思う一方で、色はベーシックでもディテールに遊びがあるようなスタイルはちょうどよく着こなせるようになった気がします。そんなアイテムを使ったピンを見て、色とシルエットのバランスを生かしたスタイルのアイデアが思い浮かびました」。ボードにまとめたピンの中でも「トレンチコートにフリルの襟のシャツを合わせているビジュアルが印象的で」と完成したのは、まさしくベージュのコートからフリルの襟が覗くコーディネート。「アイデアを集めるときには、キーワードを使ったビジュアル検索をしたうえで、関連しているピンや似ているピンをたどりました。日頃から海外のスナップをチェックしていて、今回は“paris collection editor”というワードが検索の基点になりましたね」。パリコレのスナップで編集者が多く取り上げられていることから、このワードを使ってみたという。
「もうひとつのコーディネートは、ブルーのシャツをいくつかピンしていたことから思い浮かびました。袖や襟元のパールが映える鮮やかなブルーのシャツに、腰のあたりの小さなポケットが可愛らしいパンツを合わせて。個性的なシャツを選ぶのには躊躇してしまいがちですが、〈ピンタレスト〉で見つけたアイデアを参考にすれば、私でも着こなせるようなコーディネートを作れますね。自分のスタイルへの新たな可能性を感じました」
アイデア② 足元はスニーカーで、小物は上品に。
集まったピンから、小物好きの柳沢さんが2つ目に提案してくれたのは、スニーカーに上品な小物を合わせるスタイル。「かつてはヒールも履いていたけれど、最近はもうちょっと身軽でいたくて。スニーカーなど、フラットな靴を選ぶことが多くなったんです。カジュアルになりすぎるのは嫌だなあと思いつつ、全身を大人っぽいアイテムで揃えるのは苦手なので、小物でバランスをとるのが私らしい気がします」
ファッションスタイルや小物使いの参考にしたのは、普段からSNSを追っているタイの俳優、アタパン・プーンサワット(通称ガン)。「色ものを取り入れるのが上手で、見ているだけでも楽しいんです。彼の名前や愛称で検索して見つけたコーディネートはもちろん、似ているピンから好みのスタイルがどんどん見つかりました」。そうしてアタパン・プーンサワット以外にもお気に入りの人物を発見したそう。「名前も職業もわからないのですが、レザーバッグを肩にかけて、その上からジャケットを羽織っている女性の着こなしが素敵だなあ、と。セットアップのスタイルは彼女を参考にしました。似ているピンを見ると、また別のコーディネートでスナップされた彼女のピンがたくさん出てきて。日頃使っているSNSでは自分のフォローした情報ばかりが入ってくるけれど、〈ピンタレスト〉は年齢も国も関係なくフラットに情報が入ってくるのが新鮮で面白いですね」
白のスニーカーにレザーのハンドバッグとゴールドのアクセサリーを合わせたもうひとつのコーディネートには、〈ピンタレスト〉で見つけた肩に斜めにセーターをかけるアイデアを採用。「こんなかけ方もありなんだ、と。このコーディネートは手持ちの服に少しアイテムをプラスすれば、いますぐにでも実現できそう。ちょっとしたバランスの違いで上品に仕上げられるものですね」
アイデア③ 白のアイテムを着崩す。
「上品なコーディネートのベースとして白いアイテムを持っておきたいけれど、甘くなりすぎたり、硬くなりすぎてしまったり。意外と“白”を取り入れるのは難しい。でも白は手に入れやすいアイテムでもありますよね。〈ロエベ〉のコレクションのピンを見つけたときに、白のワンピースをうまく着こなしているのを見て、これくらいさらっと取り入れたいと思ったんです」と、3つ目のアイデアとして白のアイテムを着崩したスタイルを提案してくれた柳沢さん。白のスカートを取り入れたスタイルにはナイロンジャケットとキャップを。ワントーンのコーディネートにはパキッとした白だけではなく柔らかい色を加えることで、モードになりすぎず、取り入れやすいスタイルが完成した。
「オールホワイトといっても、違った白を取り入れたら意外と合わせやすいんだ、と保存したピンから学びました。参考にしたピンは、引き続き“paris collection editor”や“chic outfits”というキーワードを使ったビジュアル検索で見つけたもの。“simple chic outfits”や“casual chic outfits”のように、上にもうひとつワードを足すと程よく情報を絞り込めて、素敵なピンに出合えました。ちなみに日本語で“秋冬ファッション 40代”や“グレースウェット”のように検索すると、初めに出てくるのは日本語のWEBサイトから引用されたピンばかりですが、関連したピンから海外発信のアイデアもどんどん見つけられます。自分の頭だけでコーディネートを考えると、どうしてもパターン化してしまうのですが、〈ピンタレスト〉を使ったら自分の着こなしやアイテムのカードが増えた気がします。さっそくこの春から、新たなスタイルに挑戦してみたくなりましたね」
柳沢小実 Konomi Yanagisawa
エッセイスト。整理収納アドバイザー。収納術や台湾のトピックなど、暮らしと旅を中心に執筆。著書に『すっきり暮らすためのもの選びのコツ』(大和書房)、『私らしい暮らしとお金の整え方』(主婦の友社)など。
“ビジュアル探索プラットフォーム”の〈ピンタレスト〉は、ファッション、インテリア、料理などのアイデアが世界中から集まる場所。ワード検索や類似ビジュアルの検索、ズームイン検索など、欲しい情報が見つかる機能も充実している。ベターライフのヒントを探しに、まずはスマートフォンアプリをダウンロード。
photo : Eri Kawamura styling : Mari Nagasaka text : Nozomi Hasegawa