骨董王子・郷古隆洋の日用品案内

80年代のスーベニアのアクリル製ペン立てNo. 43 / June 30, 2016

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ターコイズや鉱物の入ったアクリル製ペン立ては80年代のものです。アクリルは当時最先端であっただろう素材であり、ガラスにはできない成形が可能です。花や昆虫を閉じ込めたものを見たことのある方も多いのでは。石の色合いや硤合の配置のバランスの曖昧さが、スーベニアらしい愛嬌を感じます。

Photo:Naoki Seo
郷古隆洋
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郷古隆洋

ユナイテッドアローズ、ランドスケーププロダクツを経て2010年に Swimsuit Department を設立。輸入代理店をはじめ、世界各国で買い付けたヴィンテージ雑貨などを販売する「BATHHOUSE」を運営するほか、店舗のインテリアコーディネートやディスプレーなども手がける。2015年9月には、日本で初の開催となるモダニズムショーを主宰した。→ swimsuit-department.com

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