骨董王子・郷古隆洋の日用品案内
西ドイツ製のベースNo. 89 / February 20, 2017
西ドイツで作られていた陶器は、独特な釉薬のものを多く見かけます。特に良いのが「ヴォルカニック」と呼ばれる、溶岩のような流れや気泡をまとった質感のもの。近年、ヴィンテージ業界では再評価され、西ドイツの陶器にも注目が集まっているようです。レッドなどの暖色系が多く作られていましたが、これは少し珍しいブルーの釉薬がかけられたもの。ころっとしたシルエットと質感のバランスも素敵だと思います。
Selector