骨董王子・郷古隆洋の日用品案内
武内晴二郎の練り込みの器選・文/郷古隆洋No. 185 / July 10, 2018
今は亡き、倉敷の陶芸家・武内晴二郎さんの練り込みの器です。陶芸の技法の一つである「練り込み」とは色の異なる土を練り合わせて模様を作るもの。練る作業の技術がないと割れが生じてしまうので、陶芸家の腕が問われる技法でもあります。これは彼らしい藍色の土が練られた深鉢で、うねうねとした模様に可愛らしさを感じます。
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今は亡き、倉敷の陶芸家・武内晴二郎さんの練り込みの器です。陶芸の技法の一つである「練り込み」とは色の異なる土を練り合わせて模様を作るもの。練る作業の技術がないと割れが生じてしまうので、陶芸家の腕が問われる技法でもあります。これは彼らしい藍色の土が練られた深鉢で、うねうねとした模様に可愛らしさを感じます。