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昭和の郊外型ショッピングセンターへ、タイムスリップ。 写真と文:寺坂直毅 (放送作家) #4September 22, 2025

昭和の時代へタイムトラベルをするのが好きなのですが、最もそれを体感できるのが、1970年代から'80年代に誕生した、郊外型のショッピングセンターです。

2階建てでほとんどのお店に吹き抜けがあり、エスカレーターがクロスしています。吹き抜けの天井にはレトロなシャンデリアがあります。

昭和の郊外型ショッピングセンターへ、タイムスリップ! 写真と文:寺坂直毅 (放送作家) #4 岡山・新見市の『にいみショッピングタウン プラザ』内にある、エスカレーターとシャンデリア。 | 岡山・新見市の『にいみショッピングタウン プラザ』内にある、エスカレーターとシャンデリア。
岡山・新見市の『にいみショッピングタウン プラザ』内にある、エスカレーターとシャンデリア。
昭和の郊外型ショッピングセンターへタイムスリップ。写真と文:寺坂直毅 (放送作家) #4

スーパーマーケットや衣料品店、書店、100円ショップ、スポーツジムなどがあり、便利さは抜群です。そして、ご当地グルメを味わえるレストランがあります。

昨年訪れた、岡山県新見市にある『にいみショッピングタウン プラザ』。

エスカレーターや、吹き抜けの天井などパーフェクトなデザインですが、1階にあるレストラン『いんでいら』の「えびめし」が絶品でした。

昭和の郊外型ショッピングセンターへタイムスリップ。写真と文:寺坂直毅 (放送作家) #4
昭和の郊外型ショッピングセンターへタイムスリップ。写真と文:寺坂直毅 (放送作家) #4

いまや、岡山のB級グルメとなった「えびめし」。カラメルソース、ケチャップ、カレー粉などを合わせたソースを使った焼き飯です。少し濃い味なので、ビールが進みます。そしてほろ酔いで再びショッピングセンターの店内を楽しみます。

あなたの町にも、昭和の郊外型ショッピングセンター、きっとあるはずです。

年々減少していると思うので、みんなで訪れましょう!

edit : Sayuri Otobe


放送作家 寺坂 直毅

寺坂直毅
てらさか・なおき/1980年宮崎県生まれ。放送作家。幼稚園の頃からデパートに通い、いままで訪れたデパートは全国250軒以上。

x.com/terasakanaoki

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