&EYES あの人が見つけたモノ、コト、ヒト。
モデル、アーティスト・る鹿さんのおうちの話。写真と文:服部恭平 (写真家) #3December 17, 2025
「そろそろ、る鹿ちゃんの家に遊びに行かないとなぁ」と思い立ち、彼女に連絡をしてみた。お昼ごはんを作ってくれるというので、すぐに車で向かう。何回もお邪魔しているから、ナビを使わなくても道がわかる。そうしていると、東京が小さく感じられる。
る鹿ちゃんとは昔から、撮影で会ったり、ごはんを食べたりする仲。物事一つひとつを大切にしていて、ちゃんと自分の意見を持つようにしている人。それは僕も大切にしようとしていることだから、一緒にいるのが好き。る鹿ちゃんが、『フジロックフェスティバル』に出演したとき、写真を撮りに同行させてもらったのもいい思い出。
家に着くと、愛犬のバンビが尻尾を振って出迎えてくれ、ソファに座ると隣に座ってくれる。る鹿ちゃんの3歳の息子とも仲良しだから、る鹿ちゃんだけじゃなく、みんなに会いに来ている。バンビも、息子のしんちゃんも、僕のことを覚えてくれていて嬉しい。遊びに来ていない間に忘れられてしまわないか、少し心配している。

お昼の時間になると、キッチンからいい香りとともに麻婆豆腐を持運んできてくれた。いつも中華料理で僕を歓迎してくれる。香辛料が効いていて、食べたことのない味でワクワクしながら、たくさん食べた。
食後のデザートは、来る道中で買ってきた東京・渋谷の『The BAKE』のケーキ。「みんな、何のケーキが好きなんだろう?」と考えながら選ぶから、自然とニヤニヤしてしまう。ケーキもクリスマス仕様になっていて、テンションもあがる。この時季は、なんでもかんでもクリスマスムードになるのが好き。全部キラキラしてしまえ。
息子は一口食べ、大人の味だったからか、すぐに自分のおもちゃエリアに行ってしまった。子どもはずっと遊ぶ。眠りにつくその時まで、全力で。子どもと接する機会があまりなかった僕は、息子の自由で全力で素直なところに関心する。一緒にプロレスみたいなことをして、はしゃぐ時間が本当に楽しい。
る鹿ちゃんとは、最近の悩みを話し合う。僕よりも諦めずにちゃんといろんなものと向き合い、悩みながら生きている人だ。弱さをしっかり見せてくれる。それってある意味、強さでもあるなと思う。
ずっと話していたいけれど、それは息子には関係なくて、「一緒に遊ぼう」と誘われるので、話の続きはまた今度。そういうのも含めて温かい気持ちで帰路につく。またすぐ遊びに行くね。

写真家 服部恭平




































