Interior

時を経て、より暮らしになじむ。
部屋で楽しむ〈土屋鞄製造所〉のレザー小物。Relaxing Home Time by Tsuchiya KabanNovember 18, 2022 / 〔PR〕


ランドセルづくりで培った職人技を生かし、上質なレザーを使った
ホームコレクションを2年前から展開している〈土屋鞄製造所〉。
使うほどに味わい深くなり、暮らしになじんでいくレザー小物の数々は
ゆったりとくつろぐ時間を彩る、良き相棒になるはず。

 
レザーのインテリア小物は、置くだけでも部屋がリュクスな雰囲気に生まれ変わる。チョコは今秋の新色。

レザーのインテリア小物は、置くだけでも部屋がリュクスな雰囲気に生まれ変わる。チョコは今秋の新色。ホームコレクション レザーバスケット チョコ ラージ[本体W42(最大51)×H23.5×D26㎝]¥110,000、同 スモール[本体W22(最大33)×H17.5×D19.5㎝]¥77,000、レザーダストボックス ブラウン[∅20×H27.5㎝]¥49,500、レザークッションカバー ブラウン[W45.5×H45.5㎝]¥42,900 その他スタイリスト私物

チェリー材の木枠にヌメ革をあしらった、限定製作の壁掛けミラー。映る景色も贅沢な彩りに。

チェリー材の木枠にヌメ革をあしらった、限定製作の壁掛けミラー。映る景色も贅沢な彩りに。ウォールミラー[∅45.5×D4.5(ストラップの高さ16.5)㎝]¥121,000

ダストボックスと共に登場したこの秋の新作。卓上の細かいものの整理などにぴったり。

ダストボックスと共に登場したこの秋の新作。卓上の細かいものの整理などにぴったり。レザートレー ラージ[W27×D19×H2.8㎝]¥22,000 その他スタイリスト私物

 

上質なレザー、丁寧な職人技が息づく小物を部屋にも。

 愛着のあるものに囲まれた空間は、居心地がいいもの。それが、長年使い込んで、自分らしい表情に育てたものであれば、なおさら。一緒に過ごしてきた様々な記憶も重なり、なんともあたたかで、心和む時間になる。〈土屋鞄製造所〉が2020年11月にローンチしたホームコレクションには、そんなひとときを彩る上質なレザーアイテムが揃っている。

 1965年創業の〈土屋鞄製造所〉は、元々はランドセル職人が立ち上げた工房からスタート。日本らしいこまやかな感性と職人の手仕事による、長く愛せるものづくりに定評がある革製品のブランドだ。東京・西新井と長野・軽井沢にある工房では、10〜70代まで、総勢約200人もの職人が、ランドセルをはじめ、バッグや小物の製作に携わっている。

 ホームコレクションでは、ランドセルづくりで培った技術をもとに、シンプルで高品質なレザーのインテリア小物を展開。バスケットやミラー、ダストボックス、トレーなど。その裁断、革漉きからミシンによる縫製まで、経験豊かな職人が担当する。飽きのこないオーソドックスなデザインの中には、高度な職人技が随所に息づいている。例えば、バスケットの曲線と強度は、革にシワが寄らないようにハリ感を出し、形を整えながら外側のヌメ革と内側のピッグスエードを貼り合わせていくことで生まれるもの。ハンドル部分のきっちりと目が整ったステッチの横には、耐久性と引き締まった表情をもたらすネン引きという直線の筋を手作業で施し、コバと呼ばれる革の縁には、切断面に何度もニスを塗り重ねて、なめらかで美しい仕上がりに。ディテールにまでしっかりと手をかける丁寧な仕事ぶりは、まさしくブランドの真骨頂だ。

 また、このシリーズで用いられているのは、植物の樹皮などから抽出したタンニンでなめした国産の最高級のヌメ革。牛のシワや毛穴の痕などのナチュラルな表情をそのまま生かした風合いや、あたたかな手触りは、使うほどに柔らかくなり、色艶もどんどん深まって味わいが増していくのが大きな魅力。時間をかけて少しずつ自分らしくレザーを育てていくことで、世界でたった一つの、愛おしい存在となるのだ。

 エイジングが楽しめる良質なヌメ革と、卓越した職人技が生み出すホームコレクション。その美しく端正な佇まいは、タイムレスな魅力を湛え、10年、20年先も使い手の暮らしにそっと寄り添いながら豊かな時を一緒に紡いでくれるはず。

 

In the Factory

硬くて厚い革の縫製は、ピッチを均一に歪みなくミシンをかけるのも至難の業だという。
硬くて厚い革の縫製は、ピッチを均一に歪みなくミシンをかけるのも至難の業だという。
細かいステッチやベルトホールなど、隅々まで美しい手仕事が施された、縫製前のパーツ。
細かいステッチやベルトホールなど、隅々まで美しい手仕事が施された、縫製前のパーツ。

●問合せ/土屋鞄製造所 ☎︎0120−907−647

photo : Kazumasa Harada styling : Nami Kagiyama text : Kazuyo Nojiri cooperation : TITLES, UTUWA

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