TRAVEL あの町で。
ソウルの古い街並みが残る地、城北洞 (ソンブクドン) で路地に佇む小さな店巡り。後編March 01, 2026
韓国・ソウルの昔ながらの風景が残る街に、センス溢れる個人店が増えている城北洞(ソンブクドン)を紹介。この地でライフスタイルショップ『GOOD MORNING GENERAL STORE』を営むシン・ヒョナさんに案内してもらった。この記事は後編です。前編はこちらから。
6.虎のキンパ 호랑이 김밥/ホランイ キンパ
Shop Data ▷성북구 성북로 18/18, Seongbuk‒ro, Seongbuk‒gu 10:00~18:00 第2・4月休
7.城北洞チッ 성북동집/ソンブクドンチッ
Shop Data ▷성북구 성북로 24길 4/4, Seongbuk‒ro 24‒gil, Seongbuk‒gu 10:30~20:00 月休
8.カレ 카레
Shop Data ▷성북구 성북로 62‒1, 1층/1F 62‒1, Seongbuk‒ro, Seongbuk‒gu 12:00~15:00 17:00~20:00 土日月休 Instagram@___uncurry
9.saamann coffee roasters 사만 커피 로스터스/サマンコピロストス
Shop Data ▷성북구 성북로 6길 2‒2/2‒2, Seongbuk‒ro 6‒gil, Seongbuk‒gu 10:00~20:00(金土日~19:00) 無休 Instagram
@saamann.coffee.roasters
ここでしか出合えない味と、人の温もりに癒やされて。
散歩が楽しい街だけど、おなかがすいたときのおすすめ店もたくさんあります。私が週に一度食べるのは『虎のキンパ』。韓国人にとってもスペシャルなキンパで、サイズがとても大きい。そして一般的な具材だけでなく、霜降りリブロースや海藻などが使われているのですが、なかでも甘い卵焼きの分厚さにはびっくり。甘じょっぱい味付けもカラシと酢を混ぜたタレもおいしい。
今のような寒い季節に行きたくなるのは『城北洞チッ』。名物は、濃厚でありながら脂がほとんどない澄んだ牛骨スープと、手打ち麺のカルグクス。手ごねされたコシがある皮で作った大きめのマンドゥもたまらない。心まで温まる滋味深さ。マンドゥは持ち帰りもできます。
いつ行っても行列ができているのが『カレ』。韓国では珍しく、ルウを使わずに香辛料で作るスパイスカレー店で、オーナーは本を2冊も出しているほどの実力派。カレーはオ
リジナルと季節ごとの2種類があり、全種類制覇したくて並んでしまうのも納得。ミントやレモングラスなどのハーブ入りの水に、やさしさが感じられます。
散歩の途中に休憩するなら『saamann coffee roasters』へ。私たちが店の場所を城北洞に決めた理由のひとつでもあります。2017年のオープン時から、少量ずつ自家焙煎した豆をハンドドリップしていて、自家製の焼き菓子もおいしい。音楽への情熱も深く、お客さんに「音量を下げて」と言われても譲らないところもいいんです(笑)。
area data
朝鮮王朝時代、漢陽(現在のソウル)の北側に築かれた城壁からその名がついた城北洞。ソウル市の北東部に位置し、北漢(プッカン)山や北岳(プガク)山、城北川が近くにあり、自然も豊か。伝統的な韓屋(ハノク)が残る地域もあり、高級住宅街としても知られている。今回紹介するエリアの最寄り駅は、地下鉄4 号線の漢城大入口(ハンソンデイック)駅。

案内人シン・ヒョナさん
『GOOD MORNING GENERAL STORE』店主。城北で夫とともに、洋服から食器、文具まで、暮らしを豊かに彩る日用品を販売する傍ら、さまざまなイベントも開催している。Instagram@goodmorning_generalstore
text : Shiori Fujii coordination : Hanae Koike cooperation : Jinon Kim & Hyejin Kim (TOKYO DABANSA), Sachiko Kumagai
































































