〈ザ・ロウ〉の「ドーバー ストリート マーケット ギンザ店」がリニューアル。一新した店内で、特別な買い物体験を。March 26, 2024

2006年の設立以来、シンプルで美しいデザインと、職人の手仕事が息づく確かなものづくりで、“究極の日常着”を提案する〈ザ・ロウ〉。3月15日（金）に、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ店」がフルリニューアル。2024年スプリングコレクションのメンズ・ウィメンズのウェアや、メゾンを象徴するエッセンシャルライン、バッグやシューズまで幅広くラインナップする店内へと一新された。

　店舗が位置するのはドーバー ストリート マーケットの3階。落ち着いた色みのシンプルな空間で、メンズとウィメンズのアイテムが緩やかに繋がり、上質なウェンジ素材を使用した木製の棚には、シューズやバッグなどアイコニックなアイテムが並ぶ。店内の中央に置かれたアンティークの椅子は、1900年代前半に活躍したフランス人アーティスト、ジャンヌ・マリヴェルが手がけたもの。加えて、壁を照らすシャルロット・ペリアン作の照明「CP-1」や、モダンなムードを漂わせる鏡やガラス天板のテーブルなど、シンプルながら確かな素材にこだわった居心地のよい店内は、メゾンのものづくりを体現したような、上質な空気が流れている。

　リニューアルに合わせて、4月4日（木）までドーバー ストリート マーケット ギンザ1 階のエレファントルームにて、特別なインスタレーションも開催されている。動物や自然の持つ力と向き合い、粘土を使った力強い作風で知られるイギリスの現代アーティスト、ステファニー・クエールのエレファント像の足元に、フランス人アーティスト、ジャン・リュルサが約100年前に製作したタペストリーを展示。タペストリーに描かれた架空の動物たちが行進する様子とエレファント像との共演も見逃せない。

　今シーズンの〈ザ・ロウ〉が掲げるのが“Modern way shopping”。それはメンズやレディース、新旧の隔たりなく、気分に合わせて自身のワードロードを選ぶという、現代に沿ったボーダーレスな選択を提案してくれる。新たに生まれ変わった〈ザ・ロウ〉の「ドーバー ストリート マーケット ギンザ店」には、そんな特別な買い物体験が待っている。