「TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」銀座にて開幕銀座でアートブックと出合う / March 14, 2019
公園を散歩するように、アートブックに触れる。
2019年4月7日(日)まで、東京・銀座の銀座ソニーパークにて「TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」が開催中です。
「TOKYO ART BOOK FAIR」は、アジア最大規模のアートブックフェア。これまでに本誌にゆかりのあるクリエイターも多数参加してきました。
このたび開催される“Ginza Edition”は、今夏、東京都現代美術館で開催される「TOKYO ART BOOK FAIR」に先駆け、「公園」をテーマに開催されるもの。
出版社やギャラリー、アーティストがアートブックを展示・販売するほか、展覧会やワークショップ、ゆっくり本を読めるラウンジなども用意されています。
TOKYO ART BOOK FAIRの醍醐味は、本の作り手たちと出合えること。エキシビター・ブースには、毎週末、出展者が入れ替わりで25〜30組ずつ、計約150組が参加。作り手と話しながら、じっくり本を選べます。3月23日(土)・24日(日)は、本誌連載「&NewYork」でガイド役を務めた佐久間裕美子さんも出展するとのこと。お出かけの際は、出展者リストのチェックを。
注目のイベントは、detune.+青葉市子+イトケン+西島大介によるユニット「すべてがちょっとずつ優しい世界」(3月29日)や、安野谷昌穂+森俊二(4月7日)など、多彩なアーティストによるライブセッション。そのほか、映画監督/アーティストのミランダ・ジュライによる展示(4月1日〜4月7日)や、イラストレーター・塩川いづみさんのサイン会(3月17日)、アムステルダムを拠点とする出版社『The Future Publishing』によるワークショップ(3月21日)なども。
平日は、出展ブースと入れ替わるかたちで「Art Book Vending Machine」が登場。これは、キーワードを選ぶと、それに紐づく一冊が出てくる“アートブック販売機”。まさに、アートブックとの出合いを呼ぶマシンと言えそう。また、世界中から集められたアートブックとZINEを販売する「ZINE’S MATE SHOP」は、会期中通して展開します。
本フェアのテーマ「公園」には、“公園に出かけるような感覚でアートブックに触れ、そこから広がる世界を楽しんでほしい”という思いが込められています。春めいてきた今日この頃、散歩がてらに出かけてみては?
EVENT INFORMATION
会期:2019年3月8日(金) 〜 4月7日(日)
時間:10:00〜20:00 ※出展ブースは土日のみ。土 12:00〜20:00/日 10:00〜20:00
場所:Ginza Sony Park 地下2階・3階(東京都中央区銀座5-3-1)
主催:TOKYO ART BOOK FAIR、Ginza Sony Park
TOKYO ART BOOK FAIR
text:Yu Miyakoshi