FOOD 食の楽しみ。
〈YAECA〉が手がける“町の洋菓子店”『SAVEUR』がオープン。誰かに、贈りたくなるお菓子。 / October 06, 2020
はじめまして、〈YAECA〉の洋菓子店。
2020年10月10日(土)、東京・田園調布に洋菓子店『SAVEUR(サヴール)』がオープンします。
「SAVEUR」とはフランス語で「風味」を意味する言葉。“みんなの記憶の中にある、町の洋菓子店”をコンセプトに、どこか懐かしくて素朴な味わいのあるお菓子を提供します。
白を基調とした店内は自然光がたっぷり差し込む、開放的な空間。
一階では『SAVEUR』の洋菓子が、二階では白金高輪『YAECA HOME STORE』にあるフード部門『PLAIN BAKERY』の菓子やハーブティー、工芸品などが販売されます。
この店には、近所の人もふらっと訪れるような、老若男女に愛される場所になってほしいという思いが込められているのだとか。
一階カウンターに並ぶのは絵に描いたようにシンプルで、洗練された佇まいの洋菓子たち。『PLAIN BAKERY』で修行を積んだパティシエと、洋菓子の世界大会でも優勝経験のあるパティシエ・大塚陽介さんが手がけています。レシピは試行錯誤を重ね、1年がかりで完成させたそう。
「クレーム・オ・ブール」は、口に入れた瞬間にふわっと溶けるバタークリームが幸せな気持ちにさせてくれるクリームケーキ。種類はプレーン、モカ、塩バニラのほか、季節ごとの限定フレーバーも登場予定です。
「ガトー・オ・ブール」は、卵をたっぷり使ったバターケーキ。ふわふわの生地のトップには塩が効いたバターが塗られており、甘じょっぱいテイストが魅力です。
「サブレ」は、誰しもの記憶にあるようなサブレを、上質な素材で再現した一品。ザクザクと崩れるような食感とバターの風味を楽しめます。
ちょっと珍しいのは、クリームが入っていないタイプの「マカロン」。フランスのバスク地方で今でも親しまれている、クラシックなマカロンです。バニラの風味が効いた素朴な味わいの生地が、後をひくおいしさ。
包装紙の絵を手掛けたのは、画家の牧野伊三夫さん。『SAVEUR』のお菓子に洒脱なあたたかみを添えるパッケージは、贈り物としても喜ばれそう。
お店へは、田園調布駅から徒歩3分。今からオープンが待ち遠しいですね。
SAVEUR
住所:東京都大田区田園調布2−51−1
電話:03-5483-0071
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日
text:Yu Miyakoshi