EVENT いま訪れたい場所、見たいもの。
6万球の緑の雨が降る、パリ・オペラ座の話題作「PLAY」が東京へ。「新国立劇場・オペラパレス」で3日間限定の上演。February 12, 2025
![©Benoîte Fanton/OnPパリ・オペラ座の「PLAY」が8年ぶりに東京上演。7月25日 (金) から3日間限定で開催する。 - ©Benoîte Fanton/OnP パリ・オペラ座の「PLAY」が8年ぶりに東京上演。7月25日 (金) から3日間限定で開催する。](https://img.andpremium.jp/2025/02/05223741/Main_241205-051-BF_PLAY_A-Ekman-c-Benoite-Fanton-OnP-1024x683.jpg)
独創的な演出とコンテンポラリーダンスで魅せる、"遊び心"あふれる公演。
2017年の初演以来、名作として知られるパリ・オペラ座のダンス公演「PLAY」。その最新版が、2024年末から年明けにかけてフランス・パリのガルニエ宮で再演された。マルク・シャガールが描いた天井画のそばを巨大な風船が舞い、6万個のボールが降り注ぐなど、驚きの連続で観客を圧倒し、大きな話題に。そして2025年7月、アーティスト、スタッフ、そしてオペラ座バレエ団のダンサーたちとともに初の来日公演を迎える。
振付・舞台・衣装を手掛けるのは、2024年のパリ・パラリンピックの開会式で演出と振付監督を務めたアレクサンダー・エクマン。オペラ座バレエ団のために創作した本作は、“遊び”をテーマに、大胆でユーモアな演出で構成。大人になるにつれて失ってしまう純粋な気持ちを、現代に生きる人々に問いかけた作品だ。
![スウェーデン出身の振付家、アレクサンダー・エクマン。©Alexandre Tabasteパリ・オペラ座の「PLAY」が8年ぶりに東京上演。7月25日 (金) から3日間限定で開催する。 - スウェーデン出身の振付家、アレクサンダー・エクマン。©Alexandre Tabaste パリ・オペラ座の「PLAY」が8年ぶりに東京上演。7月25日 (金) から3日間限定で開催する。](https://img.andpremium.jp/2025/02/05230344/Portrait_Alexander-Ekman_cAlexandre-TABASTE_HD-683x1024.jpg)
全二幕で構成され、前半部分では、幼少期を思い出すような遊びを楽しんでいる子どもの世界を、それとは対照的に後半では遊び心を失い、規則的なルーティンに疲弊する大人の世界を表現する。
今作のために新たに選ばれたプロダンサーが披露する、縄跳びやゴムボールなど様々な小道具を使ったリズミカルなパフォーマンスも見どころ。
アレクサンダー・エクマンは、本作についてこう語る。
「世界中で何が起ころうとも、私たちは今この瞬間に目を向けて“遊ぶ“ことで、幸せな気分になれるのです」
鑑賞後は、心の奥にしまっていた無邪気で自由な気持ちを思い出させてくれるだろう。この貴重な機会にぜひ、足を運んでみては。
Event Information「PLAY」アレクサンダー・エクマン / パリ・オペラ座
日程:7月25(金)〜27日(日)
会場:新国立劇場・オペラパレス
住所:東京都渋谷区本町1丁目1番1号
チケット料金:S席29,000円・A席24,000円・B席14,000円・C席7,000円
※税込価格・全席指定
※全席学生割引あり(2,000円引き)
※車椅子席 29,000円 / 付添席 29,000円
※未就学児入場不可
チケットは2月15日(土)にキョードー東京にて最速先行販売。2月25日(火)10:00から各種プレイガイドで先行発売後、一般発売は3月22日(土)10:00から。