BEAUTY 明日のキレイのために。
キレイの理屈 美容医療への橋渡しになる次世代美白がついに誕生!『&Premium』No. 87 2021年3月号「&Beauty」より / February 17, 2021
〈資生堂〉の「HAKU」といえば、2005年、業界初、美白有効成分m-トラネキサム酸を配合した美容液、という鮮烈なデビューを飾ったことは、今でもよく覚えている。それから16年、パワーアップしながらリニューアルを重ね、その間、美白美容液市場で売り上げNo.1を守り続けている。
その地位を不動のものにした理由は、シミ、くすみという女性が何よりも気にする肌悩みに対し、常に新しい着眼点で難問に挑み、そのたびに最先端のテクノロジーを用いて女性の本音に寄り添い、真摯に応えてきたからに他ならない。
誕生してすぐ、メラニン生成抑制に加え、メラニンを生み出しているのは、慢性微弱炎症状態であることを解明。さらに美白有効成分、4MSKを開発し、2011年には、美白有効成分m-トラネキサム酸と4MSKをダブルで配合することにも成功。この16年の集大成に、またすごい進化を遂げたのが、8代目となる「メラノフォーカスZ」だ。
今回は、いよいよ美容医療の分野にフォーカス。シミ対策のために美容医療に頼った人たちのなかで、治療後の肌にまたシミが復活してしまったという声が多いことに着目。これを解明するため、美容医療後の肌の奥の細部まで徹底研究し、シミ部位の血管密度が高いとシミが復活するということを突き止めた。これまでは、シミの原因を表皮と真皮から解明して、それに対応する成分を配合してきたが、今回はシミを解消するメカニズムに着眼し、消えにくくしている要因にアプローチ。その成分として、Zカット複合体を配合。歴代の「HAKU」のなめらかでのびやかなテクスチャーはそのままに、中身をグンと強化。続けて使いたくなるよう、1本使い終わるとシミへの効果が、かなり期待できる処方設計となっている。
これまで美容医療に踏み込めなかった人や、もっと美しさを求める人の心までつかむ、まさに化粧品と美容医療の橋渡しとなるような製品が誕生した。実際に人の肌で、細部まで時間とコストをかけて研究し、皮膚細部やメラニン、脳など多角的な視点と、品質への徹底したこだわりを持ち、安全性にも配慮した上で、常に新しい次元で実現する〈資生堂〉だからこそできること。だからこそ、もっとすごいものを開発してくれるのではないかと、私たちは期待してしまうのだ。