BEAUTY 明日のキレイのために。
キレイの理屈 トータルビューティーカンパニーから生まれた、大人のペディキュア。『&Premium』No. 81 2020年9月号「&Beauty」より / August 09, 2020
素足が気持ちのいいシーズンになると、足元のおしゃれが気になってくる。サンダルに合わせて、またファッションとリンクさせて選ぶ、ペディキュアもそのひとつ。手指と同じアイテムを使っていたけれど、〈トータルビューティーカンパニーuka〉より、ペディキュアのために選び抜いた全6色「uka ペディキュアスタディ」が発売となった。
アクティブなブラウンレッド#Red clay(1/pedi)、温もりを感じさせるカッパーカラーの#Copper(2/pedi)、優美な美しさを作れるクラシカルなストーンカラー#Lime stone(3/pedi)、苦さのあるマスタードイエロー#Mustard(4/pedi)、自然との調和をもたらすサボテングリーン#Saboten(5/pedi)、知性を育むインディゴブルー#Indigo blue(6/pedi)というカラーラインナップは、母なる大地の色から引き出される大人のくすみポップ。〈uka〉といえば、大人のくすみカラーのムーブメントを定着させただけに、ペディキュアにはどんなくすみマジックを使ってくるだろうかと、注目されたわけだが、今回はブラウン(大地の色)が全色に少し入っているというアースカラー仕立てに。さらに、爪の凹凸や大きさに左右されず綺麗に見えるよう、繊細なラメも配合している。これまでに培った、多くの顧客から学んだ足元のおしゃれに対する知識を、あますことなくカラートーンや質感に反映させている。世の中の流行に迎合することなく、それでいてちょっと先を見つめたプロダクトづくりの神髄が、この「ペディキュアスタディ」の仕上がりに感じられ、お見事としか言いようがない。
上手な塗り方のポイントは、素爪を整える前準備はもちろんだが、塗る際にハケの片面をボトルの口でしっかり広げ、平らにすることが肝心。その他、詳細はウェブにも公開しているのでチェックを。こちらの商品はペディキュアではあるけれど、もちろん手元にも、そして性別にも関係なく使えるというボーダーレス感もukaっぽい。
『雰囲気からして美人』(ダイヤモンド社)の著者であり、〈uka〉の全プロダクトをプロデュースする渡邉季穂さんの、「おさえどころがわかれば、誰でも美人に見せられる」というご指摘通り、美人は思っていたより手の届く範囲にあるのだと、足元を見てニヤリとしていただきたい。