BEAUTY 明日のキレイのために。
キレイの理屈 色の奥に黒を感じる、シークな秋のコレクション。『&Premium』No. 69 2019年9月号「&Beauty」より / August 03, 2019
黒は重くも、また強くも見えがち。でも、美しさの第2章に入った女性に向けて、かっこいい大人美を提案する〈Amplitude(アンプリチュード)〉のA/Wコレクションに正解がありました。クリエイティブディレクターRUMIKOさんが今回試みたのは、黒の新しい表現。強さと優しさを、"透き通る感"とレイヤードで軽やかに描き出す。大人が纏うべきダークなニュアンスメイクを、絵画の手法のごとく耽美的に展開しています。
まず、透明なガラスパールが配合されたクリームベースをのばし、上から乾性パウダーを重ねる、2色組アイシャドウ「コンスピキュアスダブルアイズ」。全6色の展開で、それぞれ質感の違う色をレイヤードすることで、”色の奥に黒を感じる”という、とても印象的な目元に。象徴的なのは、写真の01 ボルドー。透き通るような影が、まぶたに美しい奥行きを与えてくれる。
そんな印象的な目元に沿わせたいのが、「エクストラボリュームマスカラ」と「エクストラボリュームカラーマスカラ」。こちらも、すべてのカラーに黒みを秘めている徹底ぶり。一目で色がわかるスクエア型の透明容器に入っているのも珍しい。なかでも、とりわけプレスに人気なのはボリュームマスカラの01 ブラックと、カラーマスカラの01 モスグリーン。黒や茶色の瞳の神秘性を高めてくれる上、ビロードのようなしなやかさのある仕上がりに。同シリーズの「マスカラベース」と合わせることで、ボリューム感を高めるだけでなく、滲みも防いでくれる。
さらに、前シーズンも大好評だったチークに、シークな秋色3色が追加。また、新登場のブラシ一体型のリップカラー「コンスピキュアスブラッシュリップス」は、ゴールドのエレガントなパッケージ。紅筆のような佇まいのブラシから、クリーミーハーフマットのリキッドリップが滲み出るという設計。ピンクベージュやソフトピンクなどの柔らかで使いやすいカラーから、ブラウン、バーガンディなどラグジュアリーなカラーまで、全7色からスタートする。
どのアイテムも、シックで、ドレッサーに並べてもかっこいい。大人の女、大人の顔になることをためらわずに、新鮮な感覚で挑戦したくなるのも、〈Amplitude〉の魅力といえそう。