BEAUTY 明日のキレイのために。
キレイの理屈 美白やUVケアも叶える、手肌の新エイジングケア。『&Premium』No. 66 2019年6月号「&Beauty」より / May 08, 2019
手元は顔に比べて、皮膚の再生能力が低いわりに、紫外線や家事をはじめ、血管の老化や女性ホルモンの減少など、さまざまなダメージを受けやすいパーツ。そのため手は、「早くシワができやすい」「シミも目立ちやすい」「筋張って見えがち」など、顔以上に年齢を隠しきれない、と実感中の方も多いのではないだろうか。
そんな、深刻化する手元の老化に対して、画期的なアイテムが登場する。それが、手肌に表れるあらゆるエイジングサインを包括的にケアし、美しい印象へと導く〈シスレー〉のハンドクリーム「シスレイヤ インテグラル コンセントレート ハンド SPF30」。美白とエイジングケア、そしてUVケア機能までを兼ね備えた、ハンドケアのパワフルな一本だ。
まず、目に見えるエイジングケア作用が特徴的。新たなシミの形成を防ぎながら、なんと4週間でシミに働きかけて、シミが目立ちにくくなるということ。さらに8週間使い続けることで、静脈が浮き出て目立つような状態=ハンドベインを和らげ、ふっくらとしたなめらかな手肌印象へと導いてくれるというのだ。
蓋をカポッと開けて片手に1プッシュずつ。真っ白なクリームからふんわりと精油の香りが広がる。マッサージしやすいばかりでなく、適度なコクがあるテクスチャーは、シワや溝などにものばしやすい。なのに、のばしているとある瞬間にふっととろけて浸透する。栄養分や潤い成分がしっかりと浸透し、乾燥だけでなく炎症の不快感がピタッと落ち着くから、すごい。もうこの時点で、見た目の輝きが”白魚”に近づき、期待感は募るばかり。さらに驚くのは表面的な潤いではなく、手肌そのものの保水力が上がった感触が続くということ。塗った後、水に濡れても水をはじきやすくしてくれ、タオルやハンカチで軽く押さえるように水気を拭えば、しっとりとした輝きが戻る持続性も秀逸。手のパーツモデルが毎日毎晩のお手入れにかけるケアが、これ一本で完成するという感覚に、もっとも近いクリーム、といえそうだ。
玄関先に置いてあっても素敵だし、お出かけ前のケアに加えて、つり革を持つ手が、財布を開くときの手元が、目に留まるたびに若い印象になるなんて、夢のよう。5月の発売が待ちきれない。