美肌成分の黄金比がカギ。〈スキンフォニア〉でストレスと調和する肌へ。May 27, 2025

　乾燥、紫外線、マスク、花粉、美容医療による刺激ーー。現代の肌は、まさにストレスの連続。そのすべてに抵抗し、防御し、戦い続けるのがスキンケアの役割だと、私たちはずっと信じてきた。でも、「ストレスを悪者とせず、肌と調和させる」というスキンケアが現れたらどうだろう。
　洗練されたパッケージの奥に、高度な皮膚科学の理論が宿っているドクターズブランド〈スキンフォニア〉。成分設計に深く関わっているのは、美肌を保つには適度なストレスが必要と掲げる、“肌ストレス調和理論”の発案者であり、バリア機能研究の世界的権威でもある薬学博士の内田良一。この理論をかたちにするために誕生したのが、独自の複合成分「シンフォニア・カクテル」である。セラミドNG、ナイアシンアミド、レスベラトロール、ヘスペリジン、オレイン酸フィトステリルーー5つの美肌成分をオリジナルの黄金比で構成。働きかけるのは、肌表面の95％を占める“ケラチノサイト”だ。ひとつひとつの成分の効能に頼り、ただそれぞれの量を増やせばいいのではない。バランスを整えることが肝なのだ。そうすることで、肌が本来備えている「自ら整える力」に無理なく寄り添い、”刺激”を”適度な目覚まし”として受け止められるように育む。ストレスと調和し、バリア機能を高める、そんな肌チューニングの視点こそが、ブランドの核心なのだ。
　ラインナップは、化粧水・乳液・クリーム・アイクリーム、そして主軸となる美容液「バランス リペア セラム」の5品。すべてに共通して「シンフォニア・カクテル」が配合されている。なかでも美容液は、ほてりやひりつきを感じやすい肌状態でも違和感なくなじみ、その軽やかさに驚かされる。日中に仕込むことで肌の疲労を抑えてくれるような、静かな安心感のある使い心地だ。さらに3月には、日焼け止め乳液・下地「モイストスキン UVグロウベース」も登場。紫外線から守るだけでなく、肌を美しく見せる“スイッチ”として生かすという逆転の発想が光る一品。
　スキンケアは、守るための鎧ではなく、環境と調和しながら、肌が本来の美しさを取り戻すためのチューニングツール。〈スキンフォニア〉は、そんな新しい美容哲学を与えてくれる、新時代のドクターズブランドとして今後も目が離せない。

photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 139 2025年7月号「&Beauty」に掲載されたものです。