BEAUTY 明日のキレイのために。
〈エトヴォス〉のマルチパウダー & アイバームが敏感肌に愛される理由。May 25, 2025

アイブロウにも。ミネラルマルチパウダー フレンチモーブ(中央)、トープピンク(右下)、ペールキャラメル(左下) 2g 各¥2,530 ハイライトにもなる目元美容バーム。ミネラルアイバーム ピンクフィズ(中央左)、ローズクォーツ(上)、シャンパンアイボリー(右上)1.7g 各¥2,750(エトヴォス 0120−0477−80)
スキンケアのように仕上げる、潤いアイメイク。
敏感肌をはじめ、肌悩みを抱えるすベての人に寄り添う「スキンケア第一主義」のブランドとして、今年18年目を迎える〈エトヴォス〉。
スキンケアはもちろん、同じ発想で展開しているメイクアップ品もぜひ手に取ってほしい。アメリカ発のミネラルプロダクトにいち早く目をつけ、肌への優しさを追求。日本人の肌に合った透明感のある仕上がりになるよう開発されているのが魅力だ。肌への負担は最小限に抑えつつ、発色や質感などはトレンドもきちんと意識。色、質感、使い心地のすべてを大切にした処方設計で、洗練されたメイクを楽しめるアイテムが揃っている。
2018年に生まれた「ミネラルアイバーム」は、まるでバーム状美容液のような極上のテクスチャーが反響を呼んだ。艶メイクのトレンドもあいまって、ブランドを代表するアイシャドウに。2019年にノベルティとして登場した「ミネラルマルチパウダー」は目元のほか、頬、リップにも使え、パウダーながら肌なじみも抜群。ワントーンメイクの流れも重なり人気を博し、その後定番化した。目元に潤いを与え、乾燥悩みに応えたこの2種類のアイメイク品が、今年リニューアルを遂げた。これまでポジティブな声が多かったなかで、もうちょっとこうなったらいいな、という消費者の繊細な思い、期待を反映したという。
たとえばアイバームは新たな美容成分を投入し、潤いはそのままに残しながら、よりしなやかなフィット感を実現。マルチパウダーは、毛穴をカバーし、機能性パウダーを加えることで、しっとりとした質感と仕上がりに。どちらも、石鹸で落とすことができ、アルコール、パラベン、石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、タール系色素、合成香料の7つのフリーを実現。マルチパウダーのうち4色は、一部のユーザーからの声をもとに、赤色の色素「カルミン」フリーも叶えた。この条件で質感、仕上がり、スキンケアの効能をアップさせるため、何度も研究を重ねたそう。
シーズンごとにトレンドを意識した限定カラーを展開しており、持ち運びしやすいサイズなので、何色も揃えるのがおすすめ。バームとパウダーを併用して使うユーザーも多いという。スキンケアのようにメイクを楽しめる〈エトヴォス〉で、これからの季節、華やかな表情を演出したい。
くぼ・なおこ/ウェルネス&ビューティジャーナリスト。植物療法(フィトテラピー)をツールに、ココロカラダハダケアについて独自発信。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 139 2025年7月号「&Beauty」に掲載されたものです。