歌手・俳優の和田彩花さんが選ぶ、暮らしを彩る全国各地のミュージアムグッズ。June 23, 2025

暮らしを彩る小さなアートを旅先で。

文化のある町をよく訪ねていて、美術館や博物館、資料館や寺院を巡るのが旅の定番。ミュージアムグッズは、その地のカルチャーに触れた旅の記憶を呼び起こしてくれることもあって、よく購入しています。

先日訪れた『青森県立美術館』で手に入れたのは、「あおもり犬貯金箱」。美術館にある、アーティストの奈良美智さんが制作した作品《あおもり犬》が元になっています。大きな野外彫刻のミニチュアを家にもインテリアとして置いておけるなんて、魅力的ですよね。ちなみに、私は水色を持っています。

京都・宇治にある『平等院』は、大好きな寺院。楽器を持っている雲中供養菩薩がかわいくて、行くたびに癒やされています。ここでは、併設の『平等院ミュージアム鳳翔館』にある「平等院ふきん」を。雲中供養菩薩が図柄になっているのはもちろん、ちゃんと実用性があるのもミュージアムグッズとしてのポイントが高い点。台所用として、日常使いしています。

学生時代に母親に連れていってもらった群馬の『伊香保 保科美術館』も思い出の場所。小林かいちが描いた”自立した女性像”に強く惹かれて、絵葉書セットをセレクトしました。ずっと手元に置いておきたくて、今でもポストカードを集めたアルバムに挟んで大事にしています。