BEAUTY 明日のキレイのために。
むくみやセルライトなど、下半身の悩みに挑むボディ美容液。&Beauty キレイの理屈 〈クラランス〉April 26, 2024
〈クラランス〉といえば、創業70年を迎えるスキンケアとボディケアのエキスパート。製品開発の軸は、最新の皮膚科学研究と植物のバイオテック、そしてスパからの最新の知見の掛け合わせである。どの製品にもいえることだが、新製品の開発と同時に、伝統的に引き継がれている良さはそのままに製品を進化させ、成長させていくのが信条だ。そんななか、長きにわたり支持されているのが、ボディスリミング美容液として1995年に初代が登場した「リフトマンスール」。7代目からは「ボディ フィット」として、女性の下半身に対する悩みに真摯に向き合ってきた。脂肪の燃焼をサポートし、脂肪細胞が老廃物と共に固まり肌表面に凸凹として現れるセルライトにアプローチする、という処方軸は当初から同じだ。このボディ美容液が7年ぶりにパワーアップし、8代目となる「ボディ フィット アクティヴ」を4月12日に発売。最新の脂肪細胞燃焼のメカニズムの新知見を基に、117種類の原料から選定されたという静岡産と京都産のオーガニック緑茶エキスとプラントカフェインをダブルで配合し、脂肪のサイズダウンを目指す。セルライトを溜め込まず、排出を促すことにより、肌の凹凸をなめらかにし、表面の肌も引き締めるという、内と外両方からのアプローチが魅力だ。〈クラランス〉の強みであるスパの知見も製品に存分に生かされている点も見逃せない。実際に客の肌に触れ、悩みを吸い上げながら、自宅でも簡単にできるようにスパのメソッドを解釈し直して、効果を高める使い方を同時に提案している。もちろん、香りやテクスチャーなど、五感に響く使い心地にもこだわっている。歴代の使い心地を気に入っているファンも多いので、中身を進化させつつも、心地よい使用感はキープ。これは実は、かなり高い技術を要することなのだが、この点についても一切妥協しない。そんな「ボディ フィット アクティヴ」だからこそ、メソッドに従ってじっくり効果を高めたいところではあるが、朝晩ただ塗るだけでもむくみが改善したという声も多く届いているそうだ。ウエストまでを下半身として、しっかり塗ることがポイント。露出が増えてくるこの時期に、理想のボディメイクを叶える製品として、これからも私たちの細かな悩みに寄り添い続けてくれるに違いない。
※この記事は、No. 126 2024年6月号「&Beauty」に掲載されたものです。