FASHION 自分の好きを身に付ける。

〈マメ クロゴウチ〉、〈ザ・ロウ〉etc。 シックな装いに合わせたい、洗練されたニューアイテム。January 06, 2024

MAME KUROGOUCHI silk scarf

〈マメ クロゴウチ〉から、
17世紀前半の伊万里の陶片をイメージしたスカーフがお目見え。

旅先での出合いをかたちにしたコレクションを展開する〈マメ クロゴウチ〉。新シーズンは、17世紀前半の初期伊万里の陶片が着想源。シルクスカーフはデザイナーが描いた絵柄を型にして、栃木県足利市の職人が手捺染と呼ばれる手法で刷り上げたもの。5色の染料で表現した奥行きのある青が、器の染付を想起させる。

スカーフ[88×88㎝]¥25,300(マメ クロゴウチ オンラインストア 0120−927−320)

THE ROW oxford shoes

〈ザ・ロウ〉のレースアップシューズは、上品な艶が魅力。

〈ザ・ロウ〉で見つけた、端正な佇まいのレースアップシューズ。メンズライクでありながら、細身のシルエットが繊細さも感じさせる。キメが細かく、自然な艶がある牛革のしなやかな質感も持ち味。履き始めから足になじみ、快適な履き心地も叶えてくれる。シャープなトゥはバランスを取りやすく、どんな装いにもマッチ。

シューズ[ヒール1.5㎝]¥233,200(ザ・ロウ・ジャパン ☎03−4400−2656)

RH VINTAGE quilt jacket

やさしい藤色の刺繍が映える、〈RH ヴィンテージ〉のキルトジャケット。

時を経て、人の手に受け継がれることを思い描いて作られる〈RH ヴィンテージ〉の服。最新コレクションで目を引いたのが、ラベンダーカラーの糸で植物柄の刺繍を施した、優しい表情のキルトジャケット。ゆとりを持たせつつも丈は短めに設定し、新鮮なバランスに仕上げている。ボタンのないデザインなので、インナーによる印象の変化を楽しみたい。

ジャケット¥56,100(ロンハーマン 0120−008−752)

photo : Eri Kawamura styling : Mari Nagasaka text : Yasuko Mamiya
※この記事は、No. 122 2024年2月号「&selection」に掲載されたものです。

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