FASHION 自分の好きを身に着ける。
インディアンジュエリーを主役に。〈YAECA〉服部恭子さんの、定番アイテムの着こなし方。April 05, 2026
きっと誰もが持っている「定番」は、身に着け方、使い方に、その人のセンスと美意識が表れる。それを選んだ理由、重ねた時間…… 長く愛されるアイテムを、どう自分らしく着こなしているのか。&Premium149号(2026年3月号)「これからの、スタンダード」より、スタンダードを自分のスタイルへと昇華させる装いのアイデアと楽しみ方を〈YAECA〉設立者の服部 恭子さんに聞いた。

ナバホ族のバングルとリングを身に着ける服部恭子さん。敬愛するアメリカの女性画家ジョージア・オキーフの佇まいに憧れ探していた10年ほど前にアメリカのヴィンテージショップで出合った。「通常よりやや小ぶりなサイズ感も珍しく、運命を感じました」。デザインは、あえて石がついていないシンプルなものを選ぶ。「ターコイズがあしらわれたものも素敵だけれど、私には少し意味が強いというか、主張になりすぎてしまう気がして。石のないシルバーは、生き方を語りすぎず、それでいて確かな存在感があるんです。ひとつで潔く着けるのも好きですし、気分で重ねることもあります」という服部さん。ただし、他のジュエリーと競わせることはしない。インディアンジュエリーを主役に、堂々と。白から黒、そして茶やネイビーへと絞ったワードローブに、太めのシルバーが映える。「Tシャツとデニムにも、ドレスにも馴染む。派手だけど地味で、懐が深いんです。年齢を重ねるにつれ、しっくりくるようになりました」

Kyoko Hattori〈YAECA〉設立者
2002年に〈YAECA〉を設立。『YAECA 恵比寿』『YAECA APARTMENT STORE』『YAECA HOME STORE』『YAECA CA JITSU』の企画運営を担当。シンプルで長く着られる日常着や暮らしの道具などを提案している。
photo : Yudai Emmei illustration : Shapre text : Shoko Matsumoto



































