FOOD 食の楽しみ。
<ハウス オブ ロータス>が「世界を旅する料理教室」を開催。「食」を通してモロッコの文化、暮らしに触れる。 / April 06, 2018
<ハウス オブ ロータス>による「世界を旅する料理教室」がはじまります。
初回は、口尾麻美さんによるテーブルが華やぐモロッコ料理。
桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務めるクラフトブランド<ハウス オブ ロータス>が「世界を旅する料理教室」をスタート。“食”を通して、異国の文化や暮らしについて伝える場を作りたいという桐島さんの想いから、昨年12月にオープンした『ハウス オブ ロータス 青山店』の1Fにはキッチンが併設されており、シーズンやイベントのテーマに合わせた料理教室が開催される。青山店にて開催中の「モロッコの手しごと展(~4月23日)」に合わせて、今回の教室のテーマは「モロッコ2大料理を味わう」。世界を旅して各国の料理を紹介している料理家・口尾麻美さんを講師に招き、3月28日に初めての「世界を旅する料理教室」が行われた。
今回のメニューは、モロッコの定番料理でもある野菜のクスクスとチキンのブリワット。キッチンを囲んでデモンストレーション形式で進むので、調理中の香りや色味、味見も体感できる。ブリワットは春巻きの皮を利用し三角に巻いたり、スパイスの使い方や大皿への盛り付けなど実用的なアイデアはもちろん、モロッコでは金曜日にクスクスを食べることや、砂漠の国の食材なので日持ちがよくすぐに調理できるなど、食文化についても知ることができる。「今まではなじみのなかったクスクスがより身近に感じられました」と参加者も熱心にメモを取りながら、気になったことはその場で質問をしたり、アットホームな雰囲気で楽しんでいた。
教室の最後には、桐島さんがコーディネートしたテーブルを囲んで出来上がった料理を試食。洗練されたアイテムが並ぶ<ハウス オブ ロータス>の店内で、お酒とともにモロッコ料理を楽しみながら、現地の文化や歴史、桐島さんおすすめの観光スポットをたずねたりと、リラックスして語り合う心地いい時間が流れていた。次回は4月11日(水)、今回同様モロッコをテーマに口尾さんがタジン鍋を使ったメニューを紹介予定だ(※満席のためすでに受付終了)。その後も、ベトナムやインドなどの料理教室やワークショップが開催されるそう。日本にいながら異国の文化を肌で感じられる「世界を旅する料理教室」を体験してみてはいかが?
photo:Yusuke Miyake