FASHION 自分の好きを身に付ける。
〈HaaT〉の世界観を体現したショップがオープン。Issue 19 / March 28, 2016
空間デザインは、吉岡徳仁。
生まれ変わった〈HaaT / AOYAMA〉。
英語で「HEART=心」、ヒンディー語で「HAATH=手」、この2つの要素が込められた「ビレッジマーケット」という意味を持つ〈HaaT〉。長年に渡って〈ISSEY MIYAKE〉のテキスタイル・ディレクターとして活躍してきた皆川魔鬼子さんがトータルディレクションを務め、日本の伝統や最新技術を駆使したテキスタイルやインドの職人の繊細な手仕事を活かして作られた服や小物を提案するブランドだ。そんな〈HaaT〉の青山店が、3月3日にリニューアルしてお披露目された。空間デザインを手がけたのは、プロダクトから建築まで多岐に渡って活躍するデザイナーの吉岡徳仁さん。1階と地下1階からなる店内は、シンプルでクリーンな印象。ガラスとアクリルで作られた透明感のある棚や、ノミで削って作られたという石段など、テキスタイルの軽やかさや素材感が魅力の〈HaaT〉のアイテムともイメージがぴたりと合うショップデザインとなっている。
今回のリニューアルオープンを記念して、〈HaaT〉のブランド誕生以前に発表されていた1990年代のインド製シリーズ「ASHA BY MDS」の復刻アイテムを、同店で限定発売中。インドで代々受け継がれて来たクラフトマンシップに触れられる貴重な機会に、是非足を運んでみてほしい。