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〈ギャルリー・ヴィー〉が40年間、愛され続ける理由。October 27, 2025 /〔PR〕

GALERIE VIE カシミアニット 〈ギャルリー・ヴィー〉が40年間、愛され続ける理由。

これさえあれば、というような安心感を与えてくれる日常の服を作り続けてきた〈ギャルリー・ヴィー〉。1985年に、ブランドの原点となる東京・自由が丘のショップをオープンし、今年で40周年を迎えました。そのシーズンビジュアルのスタイリングを長年手がけてきたのが、スタイリストの井伊百合子さん。「40年とは、20歳であった人が60歳になるということ。それほどに長い月日が流れてもなお、日常に寄り添う服づくりを続ける姿勢に心を打たれます」。井伊さんの視点からニット、ボトムス、アウターの細部に着目し、〈ギャルリー・ヴィー〉のものづくりについて聞きました。

目を詰めて編み立てた上質なカシミヤは、着るほどに柔らかな風合いに変化。ギャルリー・ヴィー カシミアニット¥42,900 | 目を詰めて編み立てた上質なカシミヤは、着るほどに柔らかな風合いに変化。カシミアニット¥42,900
目を詰めて編み立てた上質なカシミヤは、着るほどに柔らかな風合いに変化。カシミアニット¥42,900
カラーの選択肢は豊富で、カシミヤだからこそ表現できる透明感のあるやさしげな色みが揃う。同素材でVネックのニットも展開される。カシミアニット¥42,900 | カラーの選択肢は豊富で、カシミヤだからこそ表現できる透明感のあるやさしげな色みが揃う。同素材でVネックのニットも展開。カシミアニット¥42,900
カラーの選択肢は豊富で、カシミヤだからこそ表現できる透明感のあるやさしげな色みが揃う。同素材でVネックのニットも展開。カシミアニット¥42,900

カットソーのように纏う、日々のカシミア。

〈ギャルリー・ヴィー〉のシグネチャーのひとつが、カシミア100%で仕立てた薄手のニット。
「首元を包むタートルの仕様ですが、ぴたっと密着するのではなく、ゆるやかなつくりです。"カシミア"というと、上質な素材であり、厚みのある生地を想像するかもしれません。ですが、これは日常のなかで気負わずに着られるカットソーのような佇まい。袖口や襟口にリブがなく、カットオフをしたような始末になっています」

そんな、ミニマルかつシームレスな印象のニットを、井伊さんはレイヤードして楽しむことも提案します。「アウターはもちろん、シャツを重ねても素敵だと思います。さらには色違いのニット同士をレイヤードしたり、カーディガンを重ねてもいいでしょう。カシミアは素肌に触れてもちくちく感じにくく好きな素材です。通気が良く、熱がこもりにくいこともあって、いろいろな季節のなかで気持ちがいいのです」

生地に使用しているインドコットンは、油分が多く、しっとりとした質感を生みだす。それにより、見た目に美しいドレープ感、柔らかな肌あたりという着心地の良さが備わった。コーデュロイパンツ¥35,200 ギャルリー・ヴィー | 生地に使用しているインドコットンは、油分が多く、しっとりとした質感を生みだす。それにより、見た目に美しいドレープ感、柔らかな肌あたりという着心地の良さが備わった。コーデュロイパンツ¥35,200
生地に使用しているインドコットンは、油分が多く、しっとりとした質感を生みだす。それにより、見た目に美しいドレープ感、柔らかな肌あたりという着心地の良さが備わった。コーデュロイパンツ¥35,200
程よくゆとりのあるストレートシルエット。コーデュロイパンツ¥35,200 ギャルリー・ヴィー | 程よくゆとりのあるストレートシルエット。コーデュロイパンツ¥35,200
程よくゆとりのあるストレートシルエット。コーデュロイパンツ¥35,200

コーデュロイパンツに宿る、洗練された細部。

「古くからあるトラディショナルなアイテムを、時代に合う日常着として美しく洗練させるところに〈ギャルリー・ヴィー〉らしさがあるように思います」と井伊さん。

ブランドの定番生地を使用したコーデュロイのパンツは、素材が持つラフな雰囲気を生かしながらも、細部に目をやると、イージーになりすぎない工夫がちりばめられているそう。「まず、畝の細さと、腰まわりのシンプルなディテールが繊細な印象を作っているように思います。ウエストは後ろ側のみがゴムではきやすいけれど、正面は端正です。生地はなめらかで、日々のなかでいろいろな姿勢を取っても、足の動きをさまたげません。服の歴史のなかにある普遍的なアイテムへのリスペクトがありながらも、そのアレンジが巧みなのです」

ウール85%、カシミア15%の混紡生地。両面起毛を施すことで、袖を通すたびにあたたかなタッチが感じられ、表面はマットで上品な質感に。ダブルフェイス ピーコート¥88,000 ギャルリー・ヴィー | ウール85%、カシミア15%の混紡生地。両面起毛を施すことで、袖を通すたびにあたたかなタッチが感じられ、表面はマットで上品な質感に。ダブルフェイス ピーコート¥88,000
ウール85%、カシミア15%の混紡生地。両面起毛を施すことで、袖を通すたびにあたたかなタッチが感じられ、表面はマットで上品な質感に。ダブルフェイス ピーコート¥88,000
ゆとりのあるシルエットとやや太めのスリーブで、冬に厚手のニットなどを着込んでもごわつかずに着られる。ダブルフェイス ピーコート¥88,000 ギャルリー・ヴィー | ゆとりのあるシルエットとやや太めのスリーブで、冬に厚手のニットなどを着込んでもごわつかずに着られる。ダブルフェイス ピーコート¥88,000
ゆとりのあるシルエットとやや太めのスリーブで、冬に厚手のニットなどを着込んでもごわつかずに着られる。ダブルフェイス ピーコート¥88,000

上質な生地とパターンで、からだに馴染むピーコート。

「ピーコートは元を辿るとミリタリーのアイテム。なので、デザインとしては固さがあるけれど、〈ギャルリー・ヴィー〉は軽やかなウールカシミアを選ぶことで、着やすく、馴染みのいいものにしています。ゆとりのある身幅に対して丈はやや短く、女性がバランスよく着られるAラインのかたちです」

井伊さんにとってピーコートは、着方のアレンジも楽しいアイテムであるそう。「着方のアレンジは、素材が上質なものでないと、なかなか決まらないもの。襟を立てたり、ボタンを開けてラフに羽織っても、生地がくたっとせずに立体的なシルエットが保たれるので、自然と着こなしやすいです」

さいごに、井伊さんは〈ギャルリー・ヴィー〉のアイテムが定番として愛される理由をこう振り返ります。「たとえば、10年前に買ったアイテムと、あたらしく買ったアイテムが自然と馴染む。常にアップデートはありますが、軸は変わっていない、ということです。時が過ぎ、自分の日々にはさまざまに移り変わりがあるなかでも、変化せずにあり続けてくれるブランドがあることは、安心であり、信頼が置けると思うのです。〈ギャルリー・ヴィー〉の服は目立った主張こそないけれど、着る人の人物像をはっきりと際立て、シーズンごとに、繊細な色の階調やフォルムのわずかな差を読み取るのが楽しいのです」

井伊百合子スタイリスト

文化服装学院アパレルデザイン科メンズデザインコース卒業。雑誌や広告のスタイリングを手がけるほか、着物ブランド〈ザ・ヤード〉でアドバイザーを務める。ファッションを社会問題につなげるプロジェクト「+IPPO PROJECT」も主催。

GALERIE VIE40周年を記念したサイトもオープン。

1985年に東京・自由が丘のショップをオープンし、今年で40周年を迎えた〈ギャルリー・ヴィー〉。ブランド名は、フランス語で「生活のギャラリー」を意味し、装うこと、味わうこと、住まうことすべてに自分らしいスタイルを見つけることをコンセプトとしている。詳しくは、40周年を記念した「GALERIE VIE 40th SPECIAL SITE 」や、Instagram(@galerievie_jp)へ。

⚫︎問合せ/ギャルリー・ヴィー(ギャルリー・ヴィー 丸の内店) tel : 03-5224-8677

photo : Ayumu Yoshida styling : Yuriko E text : Yoshikatsu Yamato

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