Fashion

本当の着心地のよさを求めて。日常に寄り添う〈I.T.’S. international〉の服づくり。December 11, 2023 / 〔PR〕

2010年のデビューから一貫して、長く愛せるベーシックアイテムを発信している〈I.T.'S. international〉。素材にこだわり、日本各地の職人たちとともに“本当の着心地のよさ”を追求する。そのものづくりの哲学を、定番商品と最新アイテムからひもときます。

着心地のよさを追求した「スビン綿MIXフライス」シリーズのインナー。 ITS international suvin inner
着心地のよさを追求した「スビン綿MIXフライス」シリーズのインナー。

職人たちが手がける、伝統と最新を兼ね備えた「新しい定番」。

 2020年にデビュー10周年を迎えた〈I.T.'S. international〉。素材開発から縫製技術、そしてデザインまでとことんこだわり、妥協のないベーシックウェアを生み出し続けている。

 毎日着たくなるような、日常に寄り添う服を届けたい。そんな思いを実現するために、日本各地の繊維のプロフェッショナルたちとタッグを組み、伝統の製法と最新技術を織り交ぜながら、真摯に服づくりと向き合っているブランドだ。

 目指しているのは、袖を通したときに、職人たちの想いやこだわりを肌で感じ取ることができる、ものづくりへの共感を呼び起こすような服をつくること。

 服を選ぶときに、デザインやコストだけでなく、服ができあがるまでの背景やストーリーを知り、その姿勢に共感できるかどうかが重要な判断基準となる今の時代に、〈I.T.'S. international〉の生み出すアイテムは、誠実に寄り添っている。

 

繊維メーカーと共同開発したオリジナル素材でつくる、「スビン綿MIXフライス」シリーズのインナー。
繊維メーカーと共同開発したオリジナル素材でつくる、「スビン綿MIXフライス」シリーズのインナー。
豊富なカラー展開も魅力。柔らかいニュアンスカラーから鮮やかな色合いまで、自分にぴったりな“心地よい”色を見つけることできる。
豊富なカラー展開も魅力。柔らかいニュアンスカラーから鮮やかな色合いまで、自分にぴったりな“心地よい”色を見つけることできる。

オリジナル素材のインナーは、カシミヤを思わせる肌ざわりと、シルクのような艶が魅力。

 直接肌に触れるものだからこそ、糸になる前の綿の段階からこだわりを。心地よい着用感を徹底的に研究して誕生したインナーは、多くのリピーターを持つ〈I.T.'S. international〉の代名詞的な存在。

 その秘密は、「スビン」という超長綿。カリブ海に位置するセントヴィンセント島の肥沃な環境で育った「海島綿」と、インドに自生する長綿「スジャータ」の交配で生み出されるスビン綿は、細くて油分が多く、滑らかな質感が特徴のコットンだ。超長綿の生産量は綿花全体のわずか5%で、そのなかでも特に希少性が高いスビン綿は、“綿の宝石”という異名を持つほど。

 そこに、繊細な独自の特殊加工技術により“バラの花びらのような滑らかさ”になる「ローズペトール®」※1加工(繊維メーカー〈富士紡ホールディングス〉の特殊技術)を施し、オリジナル素材を開発。超長綿繊維ならではの柔らかくしっとりとした風合いと上品な光沢感、ずっと触っていたくなるような手触り。毎日身につけたくなる極上の着心地だ。さらに、繰り返し洗っても大丈夫なつくりになる配合を目指し、何度も試作を重ねたという。

 服装に合わせて、キャミソール・タンクトップの2種類を選べたり、屈んだときに胸元があかないよう、デコルテ周りだけ仕立てを変えていたり……、細やかな配慮が行き渡ったデザインにも注目したい。
 
 

インナーの素材開発で培った技術を、デイリーウェアの定番「スビンデニム」として展開。
インナーの素材開発で培った技術を、デイリーウェアの定番「スビンデニム」として展開。
腰回りも伸縮性があり、体の動きに合わせてフィットする。
腰回りも伸縮性があり、体の動きに合わせてフィットする。

インナーづくりをヒントにして生まれた、肌を優しく包み込むデニム。

「着心地のよさと扱いやすさを兼ね備えたデニムは作れないか?」

 そんな作り手の思いからスタートした「スビンデニム」は、看板商品であるインナーから着想を得て生まれたもの。生地の横糸をスビン綿にすることで、肌にあたる裏側の生地をさらりとした質感に仕上げ、デニム特有のゴワつきを感じさせない穿き心地に。

 毛織の名産地である愛知・尾州の〈浅四毛織工業〉が手がけているのもポイント。獣毛やシルク、綿などさまざまな素材を扱ってきた毛織職人ならではの技術は、体を包み込むようなふわりとした風合いのやさしいフォルムを作り出し、「スビンデニム」の魅力ををさらに引き立てている。

 しなやかな生地を生かしたほどよいストレッチ感も嬉しい。インナーをヒントにしているからこそ誕生した、ストレスを感じさせない心地よいプロダクトだ。

  

  
 

 

 

職人たちの手から手へ、そして身に着ける人々のもとへ。

プルオーバー パーカーやジップアップ パーカーなどに使われているのは、和歌山の〈東紀繊維〉が手がけるスウェット生地。
プルオーバー パーカーやジップアップ パーカーなどに使われているのは、和歌山の〈東紀繊維〉が手がけるスウェット生地。
〈東紀繊維〉の工場。時間をかけてゆっくりと編み上げる「吊り裏毛」技術によって、空気をたっぷり含んだ温かみのあるスウェット生地が生み出される。
〈東紀繊維〉の工場。時間をかけてゆっくりと編み上げる「吊り裏毛」技術によって、空気をたっぷり含んだ温かみのあるスウェット生地が生み出される。
ニットアイテムは、ニット原糸のメーカー〈澤田〉と共同開発した糸「Cuoo」を。さらりとした仕上がりで、季節を問わず毎日着ることができる。
ニットアイテムは、ニット原糸のメーカー〈澤田〉と共同開発した糸「Cuoo」を。さらりとした仕上がりで、季節を問わず毎日着ることができる。
「Cuoo」のニットは、山梨の〈寺田ニット〉の職人によって、高度な技術を要する無縫製で仕立て上げられていく。
「Cuoo」のニットは、山梨の〈寺田ニット〉の職人によって、高度な技術を要する無縫製で仕立て上げられていく。

 素材開発や縫製技術へのこだわりは、スビン綿のシリーズだけではない。〈I.T.'S. international〉は、日本各地の作り手たちと手を取り合って、さまざまな開発に取り組んでいる。

 例えば、ベーシックアイテムには欠かせないスウェット生地を手がけるのは、「吊り裏毛」技術を得意とする和歌山の〈東紀繊維〉。生地を吊るしながらゆっくりと編みあげる「吊り裏毛」は、生地が自らの重みで下がっていくため、余分なテンションがかからず、ふんわりとした風合いになるのが特徴。1時間で編むことができるのはわずか一着分だそう。今では数少なくなった専門の職人たちによって、時間をかけながら丁寧にかたちづくられていく。「吊り裏毛」シリーズは、プルオーバー パーカーやジップアップ パーカーなどが揃う。

 ニットには、ニット原糸を扱うメーカー〈澤田〉との共同開発で生まれたオリジナルの素材「Cuoo」を。滑らかで静電気が起きにくいキュプラ繊維に、シーズンに合わせてアクリルやウールを組み合わせて撚った糸で、吸湿放湿性に優れ、夏はひんやり、冬は暖かく、オールシーズン楽しめる素材感を叶えてくれる。大阪の〈澤田〉で紡がれた糸は、山形の〈山形整染〉で、伝統的な手作業による「かせ染め」によってムラなく美しい色彩に。そして、縫い目のないニットに仕立て上げるのは、山梨の〈寺田ニット〉。「ホールガーメント®」※2と呼ばれるデジタル技術と、職人の手仕事の融合によって生まれる無縫製ニットは、着る人の体型にフィットする、柔らかくてやさしい着心地になっている。

 〈I.T.'S. international〉が目指すのは、「袖を通したときの心地よさの先にある、豊かな暮らし」だという。プロフェッショナルたちのこだわりが詰まった、つくりのよい一着を選ぶことは、身につけたときの肌ざわりだけでなく、心まで豊かにしてくれる。その選択はきっと、心地いよいベターライフへとつながっていくはず。

 

 

※1.2「ローズペトール®」は〈富士紡ホールディングス〉、「ホールガーメント®」は〈島精機製作所〉の登録商標です。

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