『ディモンシュ』堀内隆志さんが企画・監修したコンセプトアルバム最新作「Coffee & Music NOVOS COMPOSITORES」がリリース。September 29, 2025

神奈川・鎌倉の『カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ』のマスターであり、ブラジル音楽に精通する堀内隆志さんが監修するアルバムシリーズ「COFFEE & MUSIC」。第3弾にして最新作「コーヒー&ミュージック ノーボス・コンポジトーレス」が10月1日にリリースされる。
「歌詞にコーヒーという言葉がある曲を集める」ことをコンセプトに、2009年に第1弾が発売されたこのシリーズ。名曲の数々をアコースティックなアレンジで聴かせた第1弾、畠山美由紀、小池龍平といった日本人のアーティストも参加した第2弾に続いて、今作でフォーカスされたのは近年国内外から注目を集めるブラジルの”エレクトロポップ”。本アルバムには、日本でも人気のあるダニ＆デボラ・グルジェル・クアルテートのヴォーカルとして知られる、ダニ・グルジェルが参加。彼女が率いるアーティストたち、ノーボス・コンポジトーレスが各曲に登場し、プロデューサーはダニのパートナーであるビッグ・ハベーロが務めた。
元々は2020年発売の予定で動き出した本アルバム。しかしコロナ禍に突入して様々に制作が危ぶまれるなか、ようやく今年リリースがかなったという経緯がある。怪我の功名か、その間にブラジル産エレクトロポップも徐々に浸透。「5年前に聴いた時よりも、2025年の方が時代に合っている気がします」と、堀内さんも自信を持つ1枚が完成した。

本アルバムの中から2曲、ト・ブランヂリオーニの「Manhã」とフレデリコ・エリオドーロ「Coffee Place」をシングルカットしたアナログ盤EPも発売中。過去2作とともに、ぜひコーヒーのお供に一聴してみてほしい。