BEAUTY 明日のキレイのために。

美肌県しまね「うるおい研究室」から、癒やしの旅へ。うるおいの聖地巡礼 / March 01, 2021 /〔PR〕

11月津和野

神々が集う出雲の国の、知られざる魅力。

縁結びの聖地、出雲大社があるところとして名高い島根県。その地が“美肌県”としても知られていることはご存じだろうか。実は、毎年開催されている「ニッポン美肌県グランプリ」(※)で、グランプリ受賞回数日本一の美肌県なのだ。

その要因は、しっとりとした空気と日照時間の短さ。さらに、「日本三大美肌の湯」「日本三美人の湯」をはじめとする60か所以上の温泉や、栄養豊かな食材も、美肌を育む要因になっているといわれている。そんな美肌県・島根の魅力を全国に発信するべく、2020年9月にスタートしたウェブサイトが美肌県しまね「うるおい研究室」だ。

※ニッポン美肌県グランプリ:株式会社ポーラによるグランプリ。全国47都道府県を対象に、1年間集めた女性の肌データをもとに算出し、日本で1番美しい肌を持つ「美肌県」をランキング形式で発表している。

島根県出身のライターであり、出雲観光大使の西村愛さんが「肌と心が豊かになる」という観点から、出雲はもちろん、昔ながらの趣が残る温泉津(ゆのつ)温泉、世界遺産・石見銀山など、8エリアを紹介している(エリアは今後も追加予定)。

『古事記』『日本書紀』に描かれた国譲り神話の舞台「稲佐の浜」。
『古事記』『日本書紀』に描かれた国譲り神話の舞台「稲佐の浜」。
美しい山並と霧の間から姿を現した世界遺産の町、温泉津(ゆのつ)。
美しい山並みと霧の間から姿を現した世界遺産の町、温泉津(ゆのつ)。
温泉津の温泉街にある『若林酒造』。「開春」ブランドは島根の名酒のひとつ。
温泉津の温泉街にある『若林酒造』。〈開春〉ブランドは島根の名酒のひとつ。
温泉津地区で最古の温泉「薬師湯」。和洋折衷の建築も見どころ。
温泉津地区で最古の温泉「薬師湯」。和洋折衷の建築も見どころ。
温泉施設をリノベーションした『震湯カフェ内蔵丞』。大正時代から続くレトロな洋館が目をひく。
温泉施設をリノベーションした『震湯カフェ内蔵丞』。大正時代から続くレトロな洋館が目をひく。
石見銀山の大森地区。歴史的建造物や文化財が江戸時代の面影を残す。
石見銀山の大森地区。歴史的建造物や文化財が江戸時代の面影を残す。
美郷町にある秘湯『湯抱温泉中村旅館』。まるで棚田のような析出物は、温泉成分が濃い証。
美郷町にある秘湯『湯抱温泉中村旅館』。まるで棚田のような析出物は、温泉成分が濃い証し。

写真や映像を眺めているうちに、心は島根へ。ちょっとしたトリップ気分を味わえ、わくわくさせられる。ここでは同サイトから、まだまだ知られていない島根の魅力を一部紹介したい。

水に導かれ、神話の里・雲南へ。

日本の滝百選に選定されている「龍頭が滝」。微細なミストに包まれた滝の周囲は、神聖な雰囲気。
日本の滝百選に選定されている「龍頭が滝」。微細なミストに包まれた滝の周囲は、神聖な雰囲気。
龍頭が滝までの道程。道のそばの清流には天然記念物のオオサンショウウオが生息しているのだとか。
龍頭が滝までの道のり。道のそばの清流には天然記念物のオオサンショウウオが生息しているのだとか。
須佐之男命(スサノオノミコト)が建てた日本初の宮と伝えられている「須我神社」。
須佐之男命(スサノオノミコト)が建てた日本初の宮と伝えられている「須我神社」。
「須我神社」の奥宮である夫婦岩。山深い場所にあり、大地の力を感じられる。
「須我神社」の奥宮である夫婦岩。山深い場所にあり、大地の力を感じられる。
「出雲湯村温泉 公衆浴場 元湯 漆仁の湯」。足湯は、川風が吹くテラスで。足を温めるだけでも体全体の血行が促進され、驚くほど足が軽くなる。
「出雲湯村温泉 公衆浴場 元湯 漆仁の湯」。足湯は、川風が吹くテラスで。足を温めるだけでも体全体の血行が促進され、驚くほど足が軽くなる。

島根には、数々の水が美しいスポットが存在する。名瀑を間近に見て、心身ともに洗われるような体験をするなら、島根県東部・雲南市にある龍頭が滝へ行くのはどうだろう。渓谷内にあり、山歩きも楽しめる。

雲南市は、日本最古の書物『古事記』にも綴られた、神話の里。同書に登場する須我神社へも、ぜひ足を延ばしてみたい。

また、出雲湯村温泉は『出雲国風土記』に「薬湯」と記された、歴史ある名湯。日帰り湯や足湯もあり、川のせせらぎを聞きながら旅の疲れを癒やせそうだ。

山陰の小京都・津和野で、体の中からきれいに。

津和野の里山にあるレストラン『糧(かて) ハタガサコ×72recipes』。
津和野の里山にあるレストラン『糧(かて) ハタガサコ×72recipes』。
たっぷり野菜が食べられる『糧(かて) ハタガサコ×72recipes』のランチ。
たっぷり野菜が食べられる『糧(かて) ハタガサコ×72recipes』のランチ。
「医食の学び舎」(旧畑迫病院)。隣には国指定名勝に指定された「旧堀氏庭園」があり、周辺一帯が文化財になっている。
「医食の学び舎」(旧畑迫病院)。隣には国指定名勝に指定された「旧堀氏庭園」があり、周辺一帯が文化財になっている。
「旧畑迫病院展示室」の昭和初期の病院を復元した部屋。レトロなガラス瓶が可愛らしい。
「旧畑迫病院展示室」の昭和初期の病院を復元した部屋。レトロなガラス瓶が可愛らしい。
1970年代に“山陰の小京都”として人気を集めた津和野町。
1970年代に“山陰の小京都”として人気を集めた津和野町。
石見地方の町や集落に見られる、赤い石州瓦の家並み。この地を訪れるなら、きっと目にするはず。
石見地方の町や集落に見られる、赤い石州瓦の家並み。この地を訪れるなら、きっと目にするはず。
『香味園 上領茶舗』で、むくみを解消し、体脂肪の吸収を抑える効果があるという「ざら茶」を。香ばしい香りとまろやかな甘みが特徴。
『香味園 上領茶舗』で、むくみを解消し、体脂肪の吸収を抑える効果があるという「ざら茶」を。香ばしい香りとまろやかな甘味が特徴。
漢方薬舗『高津屋伊藤博石堂』の胃腸薬「一等丸」。天然の生薬を配合した丸薬は、良い香りを放つ。
漢方薬舗『高津屋伊藤博石堂』の胃腸薬「一等丸」。天然の生薬を配合した丸薬は、良い香りを放つ。

しじみ、魚、蕎麦、生姜、米、日本酒など、島根は美肌を育む食材が豊富な土地でもある。島根県西部・津和野にある『糧(かて) ハタガサコ×72recipes』は、元病院を利用した施設「医食の学び舎」(旧畑迫病院)内にあるレストラン。明治時代から続く建物の中で、医食同源をテーマにした料理がいただける。同じ建物内にある旧畑迫病院展示室も必見だ。

津和野を訪れるなら、町歩きも楽しみたい。津和野町は重要伝統的建造物群保存地区に選定されている城下町。通り沿いには白壁になまこ壁、赤い瓦屋根の建物が続く。津和野名物の美肌茶「ざら茶」が飲める『香味園 上領茶舗』や漢方薬舗『高津屋伊藤博石堂』など、ここにも美容と健康の意識を高めてくれそうな場所がある。

美景に杯を傾けたい、水の都・松江。

このページのトップに掲載されている夕日の写真に目を奪われた方もいるのではないだろうか。ロケーションは、松江の宍道湖(しんじこ)。

日本の夕日百選にも選ばれている宍道湖。
日本の夕日百選にも選ばれている宍道湖。
湖畔には夕日が綺麗なときのみオープンするカフェ『宍道湖サンセットカフェ』がある。運が良ければ、遭遇できるかも。
湖畔には夕日が綺麗なときのみオープンするカフェ『宍道湖サンセットカフェ』がある。運が良ければ、遭遇できるかも。
建築家・菊竹清訓の設計による「島根県立美術館」。幅広いコレクションを擁する、水との調和をテーマにした美術館。
建築家・菊竹清訓の設計による「島根県立美術館」。幅広いコレクションを擁する、水との調和をテーマにした美術館。
「米田酒造」の店舗。「豊の秋」をはじめとする日本酒や、梅酒などが揃い、ゆっくり試飲できる。
「米田酒造」の店舗。「豊の秋」をはじめとする日本酒や、梅酒などが揃い、ゆっくり試飲できる。
『おでん庄助』。おでんは、松江の食文化のひとつ。具材が大きく、黒田セリや春菊など、地場産の葉物が入っているのが特徴。
『おでん庄助』。おでんは、松江の食文化のひとつ。具材が大きく、黒田セリや春菊など、地場産の葉物が入っているのが特徴。
『おでん庄助』手作りの味を守り続けているというのも嬉しい。
『おでん庄助』。手作りの味を守り続けているというのも嬉しい。

夕刻の宍道湖は、茜色に染まる空と湖面が壮大な景色を織りなす、絶景スポット。湖を望むように立つ、島根県立美術館から眺める夕日も美しい。日本酒がお好きなら、酒蔵見学ができる「米田酒造」も見逃せない。造り手から直に日本酒のレクチャーを受けられるというのが嬉しい。

宍道湖、中海という2つの湖を有し、町の中を水路が巡る松江は「水の都」ともいわれている。グルメも豊富でどこへ行くべきか迷うけれど、地元の人が集う店のカウンターで、ゆっくりとふけゆく夜もいい。大橋川沿いにある『おでん庄助』は、松江のソウルフード 、おでんの名店。川の向こうに広がる夜景も楽しめる。

このほか、日本海に浮かぶ隠岐諸島も魅力的だ。地殻変動によって形成された独特の地形を映した映像には、旅心を呼び覚まされる。下の映像では、隠岐諸島や出雲など、島根の美しい景色をダイジェストで見ることができる。島根の魅力は、知れば知るほど奥が深い。

美肌県しまね「うるおい研究室」は、おいしいものやおみやげ、森林セラピーをはじめとするアクティビティの情報も充実している。ここで紹介したのは、ほんの一部。旅の計画は公式サイトであたためてみてほしい。

text:Yu Miyakoshi

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