LIFESTYLE ベターライフな暮らしのこと。
陽気でおおらか、メキシコの風をアボカドのひと皿からAVOCADOS From MEXICOJune 10, 2022 /〔PR〕
その世界一の産地であるメキシコは、
初めて栽培が行われたアボカド発祥の国と言われています。
すべて手摘みで収穫され、新鮮な状態で出荷されるメキシコ産アボカドは、
鮮やかなグリーンの果肉と、とろけるような食感、深いコクが魅力。
現地を旅して、豊かな食文化や人々に魅せられたという料理家の冷水希三子さんに、
アボカドを使った手軽な料理を教わります。
メキシコの旅、アボカドの味。
季節の食材を大切にし、調味料だけでなく、ハーブや出汁など、香りと旨みのエッセンスを巧みに使って、優しく、澄んだ味のレシピを提案する料理家の冷水希三子さん。時間ができれば国内外を旅し、その土地の人々の営みや食文化からインスピレーションを得ているそう。4年前、メキシコを訪れたときに出合ったアボカド料理も、新たな創造の源をくれた食材のひとつ。
「いちばん感激したのはスープの具材など温かい料理にアボカドを使うこと。サラダにしたり、潰してディップにしたり、生のまま使うのももちろん好きなのですが、熱を加えたアボカドは甘味とコクが一段と増して、とろりとした食感が際立ちます。こんなおいしさがあったんだという発見をして以来、アボカド料理の世界がうんと広がりました」
偶然見つけた食堂から一流シェフが腕を振るう星付きレストランまで、「旅先では、とにかく食べ歩く」という冷水さん。現地の人々の暮らしが垣間見られ、コミュニケーションを取れる市場は、特に好きな場所だ。
「メキシコでは威勢のいいおばさまたちが手作りのタコスを売っていて、言葉が通じない私にも、とても気さくに話しかけてくれたのが嬉しかった。メキシコの方は陽気で元気いっぱい、でもその中にさりげない気遣いや優しさが感じられて、“ゆったり、おおらか”という言葉が似合います。いっぺんに好きなってしまいました」
メキシコの人は細かいことにとらわれず、明るく、幸せに生きるためのことを最優先にする人が多いという。冷水さんがアボカド料理のレシピを考えるときに浮かぶのも、やっぱり現地で出会った、陽気でおおらかな人々と過ごした時間だ。
「現地で食べた味をそのまま再現するのではなく、旅先で見たもの、匂い、音、時間が経って今思うこと。色々な要素を混ぜてレシピを考えていくのが好き。今日のお料理もそんなふうにして生まれたものなので、味とともに、メキシコの爽やかな風や、カラフルで明るい空気も感じてもらえたら嬉しいですね」
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材料(4人分)
- メキシコ産アボカド…2個
- A
- パクチー…1株
- スペアミント…5g
- 白ワインビネガー…小さじ1
- EXVオリーブオイル…大さじ2
- 塩…ひとつまみ
- バゲット…10㎝
- EXVオリーブオイル… 大さじ1と1/2
- パルミジャーノレジャーノ…5g
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作り方
- バゲットを5㎜程度の厚さにスライスする。上にした面にEXVオリーブオイルを塗り、パルミジャーノレジャーノのすりおろしをのせてトースターかオーブンでカリッと焼く。
- Aのパクチーとミントは葉をみじん切りにし、残りのAの材料と混ぜ合わせてソースにする。
- メキシコ産アボカドは半分に切り、皮と種をとってから5㎜程度の厚さにスライスする。皿に盛り、2のソースをかけて、1のバゲットを添える。
※ソースに醤油を少々加えたり、山椒の葉をみじん切りにして入れてもおいしい。
明るくにぎやかな食卓に、温かなアボカドメニューを。
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材料(4人分)
- メキシコ産アボガド…1/4個
- チキンスープ(市販のものでも良い)…500ml
- 塩…適量
- 枝豆…適量
- インゲン…8本
- トマト…1/3個
- にんにく…1/2片
- ハラペーニョ酢漬け…5g
- オレガノ…少々
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作り方
- 枝豆は塩を加えた湯で茹で、実をさやから取り出しておく。インゲンも同様に塩を加えた湯で茹でてから、2㎝長さに切る。
- メキシコ産アボガドは皮と種をとって1~2㎝大に、トマトも同じくらいの大きさに切る。
- 鍋にチキンスープとにんにく、ハラペーニョ酢漬けを加えて煮る。最後に1、2の具材とオレガノを加え、1分ほど煮てから塩で味をととのえる。
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材料(4人分)
- メキシコ産アボガド…1個
- 米…2合
- アサリ…300g
- パンチェッタ…50g
- にんにく…1/2片
- EXVオリーブオイル…大さじ1
- サルサやライム…好みで
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作り方
- アサリは砂抜きをして洗っておく。パンチェッタは細かく切る。メキシコ産アボカドは皮と種をとり、3㎝角に切る。
- 研いで水切りした米を鍋に入れ 、水420ml(分量外)、1のアサリとパンチェッタ、アボカドをのせて炊く。
- 2を器に盛り、好みでライムやサルサを添える。
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材料(作りやすい分量)
- トマト…1個
- にんにく…1片
- 青唐辛子…2本
- ししとう…2本(万願寺とうがらしで代用する場合は2本)
- 玉ねぎ…1/6個
- パクチー…1~2株
- 塩…適量
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作り方
- トマト、皮をむいたにんにく、青唐辛子、ししとうを網焼きする。直火で焦げ目がつくまで焼く(トースターやグリルを使用してもいい)。
- 玉ねぎとパクチーはみじん切りにする。
- すり鉢に芯を取ったにんにくと塩をひとつまみ入れ、すりこぎで潰す。
- 小さめに切った青唐辛子、ししとうを3に加えて、すり混ぜる。
- 4にトマトを加え、すりこぎで叩きながらすり潰す。
- 5に2の玉ねぎとコリアンダーを加えざっと混ぜ、塩で味をととのえる。
メキシコ産アボカドがおいしい理由。
「果肉の色がすごく綺麗ですね!」。メキシコ産アボカドを調理し始めてすぐ、冷水さんから声が上がる。それもそのはず、メキシコ産アボカドは機械ではなく全て丁寧に手摘みされ、フレッシュな状態で出荷される。それゆえ味も見た目も世界最高の品質を誇っているのだ。
メキシコ産アボカドの85%以上が栽培されているミチョアカン州は、海と山に囲まれた自然豊かな土地。肥沃な火山性の土壌と年間を通じた温暖な気候が風味豊かなアボカドを育んでいる。出荷されるのは厳しい基準をクリアしたものだけ。温度管理を徹底した冷蔵コンテナで輸送されるから、遠く離れた日本でもベストな状態で味わうことができるというわけだ。
おいしいだけでなく、アボカドは果物の中でも群を抜いて栄養が豊富。カリウム、葉酸、ビタミンE、不飽和脂肪酸、食物繊維など、健康や美容に必要な要素が豊富に詰まっている。
「ビタミンが豊富で、美容や健康にもいいと言われていますから、自分で食べるのはもちろん、お客さまにお出しするのにもいいですね」と冷水さん。「鮮やかな色が食卓をパッと明るくしてくれるので、おもてなし料理の強い味方です」
肥沃な大地で育ったアボカドを食べると、心も体も豊かになるような気がする。メキシコ産アボカドは、健やかで心地いい暮らしの、よき相棒になりそう。
COLUMN_暮らしをいろどるメキシカンクラフト。
「メキシコの人のように素朴で、どこかおおらかな表情がメキシカンクラフトの魅力」と冷水さん。以前旅した際には器を中心にキッチン道具を買い求めたそう。「円形のかごは本来トルティーヤを入れるものですが、茶器入れにすることで、毎日目に入る場所に置き、使うようになりました」
メキシコには土地ごとに個性豊かな手仕事が残る。冷水さんが愛用しているアイテム以外にも、私たちの暮らしに使い、飾って楽しむことができるものがたくさん。入門におすすめの書籍や、メキシコ産アボカドの最大の産地であるミチョアカン州の陶器、日本でも人気が高まっているウッドカービングなど、多様な民芸の世界のほんの一部をご紹介します。
INFORMATION
website:https://www.avocadosfrommexico.jp/
instagram:https://www.instagram.com/love.avocadosfrommexico/
●問合せ/Avocados from Mexico
photo : Shinsaku Kato text : Yuriko Kobayashi Cooperation : Shinji Iwamoto(Books,Wood carvings)