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伊勢志摩さんぽ部& Ise Shima / June 20, 2017 /〔PR〕

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参拝後の楽しみも、盛りだくさんな伊勢の町。

伊勢といえば、まずは神宮。伊勢神宮として知られているけれど、正式名称は神宮。2013年に遷宮を終えた内宮や外宮は、その直後の賑わいから少し落ち着きを取り戻したようで、参拝する道すがらの清々しさが心に染み渡る。伊勢を中心に全部で125あるお社すべてを回ることは難しくても、内宮と外宮は押さえておきたいものだ。2つの社に参拝するときは、まず外宮から、続いて内宮というのが一般的だ。
参拝に欠かせない楽しみは、内宮前に続くおはらい町やおかげ横丁だ。心くすぐる店々がずらりと並ぶ中、つい立ち寄ってしまうのがおかげ横丁の『徳力富吉郎版画館』。赤福の中に入っている日替わりの栞と聞けば、ピンとくる人もいるかもしれない。明治から平成にかけて活躍した版画家・徳力富吉郎が描いた伊勢志摩の景色や風物は、どれも切り取り方がモダン。何枚も欲しくなる版画が揃っている。内宮とおかげ横丁を結ぶおはらい町にある『イチシナ 内宮前店』も土産探しに欠かせない一軒。夫婦岩や松阪牛の霜降り肉、神宮杉などをモチーフにしたオリジナル手ぬぐいや、伊勢の陶工房『やまぽた』のスリップウェアなどメイド・イン・三重のアイテムが出迎えてくれる。
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伊勢神宮への参拝は欠かせない。内宮・外宮をはじめ125の社がある。

お腹がすいたら、やっぱり食べたい伊勢うどん。自家製麺店や老舗など数多くある中で、変化球だけどおいしいと思わせてくれるのが『ココット山下』。遷宮を機に賑わいを増した外宮参道で、地元食材もふんだんにビストロ料理を味わえる。
実は居酒屋も楽しいのが伊勢の夜。『向井酒の店』は大正時代の酒屋から始まった老舗で、16時の開店と同時に満席になることもしばしば。歩いて20分ほどの距離にある『一月家』へとハシゴもまた楽しい時間だ。


水族館や真珠島に加え、新たなスポットも続々。

伊勢から電車で15分ほどの距離にあるのが鳥羽。数多くあるリゾートホテルは、宿泊はもちろん、楽しめる要素がたくさん。『鳥羽国際ホテル』はカフェラウンジから望む鳥羽湾の眺めと、チーズケーキが名物。アート作品を間近に鑑賞できる『タラサ志摩 ホテル&リゾート』は、美術館のような満足感をもたらしてくれる。それぞれに魅力あるホテルだ。
冬は浦村牡蠣が名物の鳥羽で、夏に味わいたいのは岩牡蠣。『あだこの岩がき直売所』で扱う「あだこの岩がき」は三重ブランド食材のひとつ。直売所で剥きたてを頬張る至福に、旅の醍醐味を実感するはずだ。
リノベーション委員会が発足し、ショップが増えつつある鳥羽の街では『みえづくし 伊勢志摩かりんとー』やカフェなど、新しい鳥羽のスポットを訪ねるのも面白い。
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鳥羽駅前には自家焙煎コーヒー『ミュゼア ジェネラルストア&カフェ』。


旅の締めに海の幸を手に入れるのもいい。

’16年のサミットで知名度が急上昇した志摩は、豊かな海の幸を朝廷や神宮に献上してきた御食つ国の歴史を持つ地。日本のリゾートホテルの草分けとして1951年に開業した『志摩観光ホテル ザ クラシック』は’08年に誕生した『志摩観光ホテル ザ ベイスイート』と共に親子3代や4代にわたって愛され続けている老舗。鮑ステーキや伊勢海老クリームスープ、ステーキに使われるのと同じ鮑や伊勢海老が入った海の幸カレーなど美食ホテルならではの料理は、やはり一度は味わっておきたい味だ。ホテル最寄りの賢島港から出発する『賢島エスパーニャクルーズ』でリアス海岸を見渡すなど、海を身近に感じるのも志摩の楽しみ方。海辺の高台に立つ『シェブロン イセ カフェ』でゆるりとお茶をして過ごすのも、『志摩観光ホテル』をはじめ名だたるホテル御用達の鮮魚店『丸義商店』に立ち寄って、海の幸を手に入れるのもいい。
さんぽするようにじっくり旅すればそれぞれの街の個性を感じて、ますます楽しい伊勢志摩エリア。五感を刺激されに出かけたい。
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志摩半島にある「横山展望台」からはリアス海岸の英虞湾が一望のもとに。


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伊勢志摩へは名古屋駅からは近鉄やJRを、大阪・京都からは近鉄を利用。伊勢市内の移動はバスやレンタサイクルを使うのが便利。『タラサ志摩 ホテル&リゾート』『あだこの岩がき直売所』『シェブロン イセ カフェ』や展望台などは最寄り駅から離れているため、効率よく回るにはレンタカーの利用がおすすめ。


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