80年間に渡り乾燥地帯の植物を撮影した写真集「Xerophile」が発売。Issue 67 ／ February 02, 2018

代官山蔦屋書店のマガジンストリートで、
2月9日（金）〜25日（日）の間、出版記念ブースを展開。

ロサンゼルスでカルト的な人気を誇る園芸店『Cactus Store』が手がけた写真集、「Xerophile：サボテンの虜となった者たちの探検記録写真」が発売される。出版を手がけるレーベルは、本誌にも関わりのある編集者・川端正吾さんが運営する〈STRAIGHT〉。マニアックな植物図鑑を主に制作する、インディペンデントのパブリッシャーだ。
「Xerophile」は、過去80年間にわたり自生地で撮影された膨大な植物の記録の中から、サボテンを中心とする約500枚を厳選して構成。撮影は植物学者のみならず、銀行員や美術教師、癌の研究者など、様々なバックグラウンドを持つ熱狂的な植物愛好家たちによって行われた。

出版を記念し、代官山蔦屋書店2号館のマガジンストリートでブースを展開。写真集のほか『Cactus Store』の制作したTシャツも販売され、数々のサボテン協会の会長を歴任したサボテン専門家である’Woody’ MinnichによるアニュアルTシャツのアーカイブから厳選したデザインがプリントされる。国内外のカルチャー誌やファッション誌でも注目される植物の世界を、代官山で気軽に体験できる機会になりそうだ。