INTERIOR 部屋を整えて、心地よく住まうために。
〈カール・ハンセン&サン〉の見習工と2人のデザイナーとが協働し、生まれた家具。
中目黒『HIKE gallery』にて展示「STOCK by THE LAB」が開催。April 06, 2023 /〔PR〕

かつてデンマークの家具職人たちが行っていたリサイクルの手法に、
インスピレーションを受けて完成したストレージコレクション。
4月13日〜4月16日の4日間、東京・中目黒の『HIKE gallery』にて〈カール・ハンセン&サン〉の企画展「STOCK by THE LAB」が開催される。
「THE LAB」とは、〈カール・ハンセン&サン〉がアプレンティス(見習工)たちを育成するワークショップのこと。家具作りにおける伝統的な職人技術や機械の使い方について学ぶ機会を設けながら、デンマークのデザインとクラフトマンシップを次世代に継承する取り組みだ。
ローラ・ビルデとティボー・アルゲイヤーという2人のデザイナーと、アプレンティスたちとが直接意見を交わしながら生まれた家具が、ストレージコレクション「STOCK」。昨秋の”The Cabinetmakers' Autumn Exhibition”(家具職人の秋季展 *)に合わせて製作したもので、このたび、日本でも展示されることとなった。
*The Cabinetmakers' Autumn Exhibition”(家具職人の秋季展):デンマーク・コペンハーゲンで年に一度開催される、技術的、機能的、芸術的に優れた実験的な家具の展示会。未来の家具のあり方やコンセプトを考えるための場として、デザイナー、建築家、メーカーらが出展している。

今回製作した「STOCK」のインスピレーション源となったのは、かつて、アメリカからデンマークの港に届いていた輸送用木箱。箱の素材が上質なオレゴンパイン材だったことから、当時の家具職人たちは木箱をリサイクルし、家具を製作していたそう。ローラ・ビルデとティボー・アルゲイヤーは「Factory(工場)」をテーマに、工業的な空間や船の輸送用木箱から「STOCK」を着想。その製作工程では、アプレンティス(見習工)たちとともに何度もワークショップを行い、共同作業を積み重ねた。
「STOCK」の素材に使用されたのは、デンマークで最も古い工房のひとつであったキャビネットメーカー〈ルド・ラスムッセン〉に残されていたオレゴンパイン材。同メーカーが2011年に〈カール・ハンセン&サン〉の傘下に加わったゆえに、実現したコレクションとなっている。フレーム、引き出し、つまみなどあらゆるパーツを木材で構成したストレージは、木そのものが持つ模様や表情が、十分に豊かであることを感じさせる仕上がり。〈カール・ハンセン&サン〉の新たな取り組みを知る機会に、ぜひ足を運んでほしい。
EVENT INFORMATION
場所:HIKE gallery (東京都目黒区東山1-15-5 静宏荘1F 中庭側)
日時:4月13日(木)〜4月16日(日) 12:00〜18:00 *初日のみ15:00より
問合せ:カール・ハンセン&サン https://www.carlhansen.com/
*来場特典として、「STOCK by THE LAB」をモチーフにした限定オリジナルポストカードを配布。(一人2枚まで、先着順)
*本コレクションの販売予定はありません。