BEAUTY 明日のキレイのために。
高浸透のビタミンCが詰まった〈ドクターシーラボ〉のスキンケア。April 25, 2025

高浸透ビタミンC(APPS)をマイクロカプセル化する独自技術を採用。100兆個以上のマイクロ高浸透ビタミンCで肌にアプローチ。化粧水との相性を徹底的に研究した乳液も登場。左から、VC100エッセンスローションEX 150㎖ ¥5,390、VC100エマルジョンEX 150㎖ ¥5,390(ドクターシーラボ® 0120−371−217)
決め手は、クリニック処方の"高浸透"ビタミンC。
最近では、化粧品にどんな成分が配合されているかに関心が集まり”成分買い”がトレンドとなるほど。昔からよく耳にしていた「ビタミンC」も今なお、注目を浴びている成分のひとつだ。
10年以上、そのビタミンCにこだわり続けているのが〈ドクターシーラボ®〉の化粧水。2025年2月にシリーズ6代目「VC100エッセンスローションEX」が誕生した。ビタミンC(アスコルビン酸)は、あらゆる肌悩みを包括的に解決するマルチな働きで知られているが、その一方で安定しにくいというデメリットがある。そこで、安定性を高めた低刺激な「ビタミンC誘導体」が登場したが、コストパフォーマンスに課題が残るという意見も。そんななか、〈ドクターシーラボ®〉がこだわって化粧水に使用しているのが、高浸透ビタミンC(APPS)。APPSは誘導体の中でも突出して浸透力に優れており、安定性も高く、低刺激だ。
初代が2012年に発売されて以来、なんといっても人気の秘密は高い効果実感と、とろみのあるテクスチャー。肌にのせると素早く浸透し、使い続けるうちに、透明感と潤いのある肌へと導いてくれる。2代目以降、APPSの配合濃度を高めながらも、それを安定して確実に浸透させるため、確かな効果実感とともにパワーアップを図ってきた。
6代目の「VC100エッセンスローションEX」では、新たな試みとして、エマルジョン乳液も同時発売。以前より多くのユーザーから乳液を望む声が寄せられていたそうだ。ちなみに、このローションは、当時クリニックで処方されていたビタミンCを、日々のスキンケアでも取り入れられるようにと化粧品に応用したのが始まり。期待の的でもあるビタミンCをいかに高濃度で、確実に届けられるかにこだわり続けている。そして今回画期的な技術として、ビタミンCをマイクロカプセル化し、肌に届く量を増やすことに成功。その数なんと100兆個以上。さらに他のビタミンCも組み合わせ、肌の異なる層へのアプローチも叶えた。
中身はパワーアップさせつつ、使い心地はそのままに、という点も注目だ。特有のテクスチャーはもちろん、初代から同じくファンの多い香りも大きく変えていない。高浸透ビタミンC(APPS)にこだわり続け、研究を重ねている〈ドクターシーラボ®〉の、今後の進化に期待したい。
くぼ・なおこ/ウェルネス&ビューティジャーナリスト。植物療法(フィトテラピー)をツールに、ココロカラダハダケアについて独自発信。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 138 2025年6月号「&Beauty」に掲載されたものです。