BEAUTY 明日のキレイのために。
眠っているあいだに「ハリ」を高める〈カバーマーク〉のクリーム。December 25, 2024
話題の幹細胞に着眼し、徹底的に「ハリ」を高めるクリーム。
ここ数年、医療分野の理論を化粧品に応用した製品が増えてきた印象がある。特に、「幹細胞」の考え方を取り入れた化粧品は何かと話題だ。幹細胞とは、生体内の様々な細胞を生み出す源となる細胞のこと。再生医療の分野でも注目されるほか、美容界でも「細胞を土台から立て直す」という観点から肌効果への期待値が高く、ホットトピックの一つだ。最近では、「幹細胞コスメ」と呼ばれる製品があちこちで見られるようにもなったが、そんななか、2009年にいち早く幹細胞に着目していたのが〈カバーマーク〉の”セルアドバンスト”シリーズ。セラム、ローションに続いて、2024年11月、5代目となるクリームが「セルアドバンスト クリーム WS」としてパワーアップして誕生した。眠っているあいだの肌の生まれ変わりにアプローチし、徹底的に"ハリ"への効果を高めた一品。テクスチャーは非常に柔らかくなめらかで、塗布すると、肌をグッと引き上げてくれるような実感があり、特に翌朝のハリ感には驚いた。
〈カバーマーク〉は神戸の中央研究所において、20年ものあいだ、幹細胞を研究し続けてきた。その実績はめざましく、たとえば、大阪大学と連携し、2013年には幹細胞の元となる「骨髄幹細胞(MSC)」にまで着眼し、これにアプローチできる成分「クスノハガシワエキス」の配合に成功。加齢や紫外線によりダメージを受ける根幹に目をつけたことは画期的で、クスノハガシワエキスは特許を取得した。そういった数々の研究の賜物が”セルアドバンスト”シリーズというわけだ。
今回の「セルアドバンスト クリーム WS」では、夜間の肌の生まれ変わりに働きかけ、コラーゲン再生をサポートする「キハダ樹皮エキス」を新配合。これが「ハリ」を高めるキー成分となる。ちなみに肌再生をキーワードとする別の成分がローション、セラムにもそれぞれ含まれているので、ラインで使うことによって、肌再生の相乗効果がさらに高まることを期待できるはず。
弾力や保湿、キメの改善などの観点でも、これまで多くの支持を得てきたシリーズだが、一歩進んだ「ハリ」への領域に大きく前進を遂げている。幹細胞というパワーワードに負けずに、確かな研究実績、裏付けをもって製品化した〈カバーマーク〉だからこそ実現したアイテムと言えるだろう。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 134 2025年2月号「&Beauty」に掲載されたものです。