BEAUTY 明日のキレイのために。
素の唇の弾力感と赤みがよみがえる〈コスメデコルテ〉の唇用リポソーム美容液。&Beauty キレイの理屈October 27, 2024
リポソーム技術から誕生した、唇リペア美容液。
約40年かけて進化した〈コスメデコルテ〉の「多重層バイオリポソーム」は、いまやブランドを象徴する技術だ。リポソームとは、リン脂質が幾つも重なった微細なカプセル。医療現場では活用されていたが、化粧品への配合は不可能といわれていた。しかし〈コスメデコルテ〉は8年かけ、化粧品としての安定性や肌効果の実証に成功。こうして1992年に生まれたのが「モイスチュア リポソーム」。2021年に「リポソーム アドバンスト リペアセラム」としてリニューアルすると、発売3年で300万本を突破。男性からも熱い支持を集める伝説的な美容液となった。そして10月。シリーズ4作目となる新作、唇用美容液「リポソーム アドバンスト リペアリップセラム」が誕生した。
なぜ毎日何度もリップクリームを塗っているのに乾燥を繰り返し、やがて赤黒くくすんでしまうのか……。ブランドは、唇は肌と異なり、バリア機能を担う角層ラメラ構造が形成されにくく、細胞間脂質の密度も低いという特性を突き止めた。そしてその課題に応えるため、唇の特殊な構造に配慮し、より多くの層で構成された「唇用多重層バイオリポソーム」を新開発。リポソームの膜をより硬くし補強力を高めるだけでなく、バーム製剤における安定配合も実現した。さらに、血色感にアプローチし、コラーゲン生成を促す成分を各種配合。唇のもろい構造を潤いで支えるだけでなく、健康的な赤みを全体に広げるという驚きの仕組みを完成させたのだ。0.1〜0.3ミクロンの超微細なカプセルがひと塗りに対して約1000億個、溶け込んでいくようなイメージ。唇ケアの新時代を切り開く一品として、期待も膨らむ。
その効果は3日目で明らかに。唇の荒れが和らいだだけでなく、弾力感がアップ。素の色に赤みが宿り、全体の印象が明るく、目に見えて若返っていくように感じた。ポイントは指の腹で唇の溝にもフィットするよう馴染ませ、粉が吹きやすい輪郭にはより丁寧に塗り込むこと。スッと溶け込み潤うのに、ベタつきのない独特なテクスチャーは、リポソームならではの使い心地。モニターからはリップクリームを持ち歩かなくなった、などの声が多数届いているという。唇は性別に関係なく、若々しさや清潔感を保ちたいパーツ。毎日のお手入れのルーティンに今すぐ取り入れたい。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 132 2024年12月号「&Beauty」に掲載されたものです。