BEAUTY 明日のキレイのために。
とろみのあるテクスチャーがぐんぐん浸透。アミノ酸を徹底研究した〈ジーノ〉のスキンケア。&Beauty キレイの理屈October 25, 2024
アミノ酸のエキスパートによる徹底保湿×エイジングケア。
私たちの体の2割は、タンパク質で構成されていることをご存じだろうか。そのタンパク質は、分解されたアミノ酸がつながってできたもので、よく知られるのは、約20種類のアミノ酸から成る「コラーゲン」だろう。そう、アミノ酸は健やかな肌を育むためにも、とても大切な成分なのだ。
もちろん美容業界でも注目されており、アミノ酸の製造メーカーでもある味の素は、1997年よりアミノ酸一筋のスキンケアブランド〈ジーノ〉を展開してきた。その筆頭となるラインが、”アミノ モイストシリーズ”。ブランドの根幹を担うベーシックケアラインとして、これまで2007年、2011年、2014年、2018年と刷新を重ねてきた。今年10月、6代目となる化粧水、美容乳液を発売。それぞれしっとりとさっぱりの2タイプを出しているが、特にしっとりタイプは、とろみのあるテクスチャーが肌にぐんぐんと染み込むように浸透する、深い潤いを肌で体感することができる。
その鍵は、〈ジーノ〉が独自に体系化した「アミノ美肌理論」にある。長きにわたる研究により、肌状態とタンパク質、アミノ酸の関係性を解明することで構築した理論で、これに基づき、従来のアミノ酸組成を全面的に見直した。まずは肌の保水力とバリア機能を高める美肌タンパク質「デスモグレイン−1」に着目し、その働きを促す処方に成功。さらに、小ジワやかさつきなどの乾燥にアプローチする「フィラグリン」を再現した「角層水高保湿処方」を採用。肌に不足するアミノ酸を補うことで潤いを与える「徹底保湿」と、「乾燥によるエイジングサインのケア」を掛け合わせることで、美肌を目指す、というわけだ。
化粧水、美容乳液には、20種以上のアミノ酸が配合されているが、それぞれベストな配合バランスを実現している。もちろんアミノ酸といっても、種類は無数にあり、形状や性質、効果も多岐にわたる。ただ単に量をたくさん配合すればいいというものでもない。そのなかから、肌悩みに合わせて綿密に計算された配合処方を導き出せるのが、やはりアミノ酸のエキスパートである〈ジーノ〉の強みだろう。もともと肌に存在する構成要素を使用しているゆえに、肌に優しい処方といえる点も安心感がある。アミノ酸を軸とした〈ジーノ〉の今後のスキンケアの進化にも期待をしたい。
photo : Shinsaku Kato
※この記事は、No. 132 2024年12月号「&Beauty」に掲載されたものです。