BEAUTY 明日のキレイのために。
あると安心、肌と心を守るお守りのような存在。&Beauty キレイの理屈 〈AdryS〉April 25, 2022
2019年に誕生した大正製薬発のスキンケアブランド〈AdryS〉。一見、新進のブランドかと思いきや、実は大正製薬としての知見を数十年、さらに皮膚の研究を13年前から重ねた後に立ち上げた、ということをご存じだろうか。
ブランド名は、乾燥(Dry)に悩む人々に一番最初(アルファベットのA)に思い出してもらいたい、という願いを込めてネーミングしたそう。
「大正製薬として、確かな効果をもたらし、肌悩みに応えたい」という思いを込め、日々行うスキンケアで、女性の最も多い肌悩みである「乾燥」と「シミ・くすみ」の2つにアプローチ。そのために、ブランドのキー成分として選んだのが、薬用有効成分であるヘパリン類似物質とプラセンタエキスだ。ヘパリン類似物質は、体内にも多く存在するヘパリンに似た成分で、保水力が高く、昔から医療現場でも使われてきた信頼のある成分だ。医薬部外品でなければ使用できず、化粧品にする場合は、厳格な品質管理が必要となる。また、プラセンタエキスはアミノ酸などを主成分とし、美白効果の高さと、マイルドな使い心地を両立。この有効成分のタッグだが、大正製薬では二十数年前から着目し、1990年代に一度「ナリッシュ」という名前で製品化。製薬会社だからこそ実現できる組み合わせと独自の配合に加え、確かな効果と安心安全性を追求しながら、悩み多き現代の女性のために生まれたのが〈AdryS〉というわけだ。
製品は基本、ローションとクリームというシンプルな2ステップ。使い心地にもこだわっており、「アクティブローション」は薬用成分の特徴を生かし、サラッとしているのに潤う処方に。エタノールや石油系界面活性剤などは不使用。「アクティブクリーム」は、ヘパリン類似物質とプラセンタエキスを抱え込む、スクワランをベースにしたオイル処方を採用。軽やかなテクスチャーだが、肌にしっかりとなじんでじわじわ潤い、長時間保湿を実現。どちらも手で使うのがおすすめだそう。
コロナ禍のマスク生活において、肌荒れに悩む女性が増えている。大正製薬の強みを生かした確かな製品づくりを具現化した〈AdryS〉だからこそ、現代女性の複雑な肌悩みに寄り添える。肌の揺らぎに手放せないと、たくさんの人がお守りのように頼りにするのも頷ける。
※この記事は、No. 102 2022年6月号「&Beauty」に掲載されたものです。